はてな村定点観測所

サザンクロスシティ はてな村の考察

高円寺の2ちゃんねるカフェとWeb2.0勉強会

 

今夜は秋葉原で id:yuisekiid:kybernetesid:ugdark の皆さんと、はてなブックマーク・オフ会の参加者向けサイトの開発について意見交換してきました。

 

高円寺の2ちゃんねるカフェの話題がちょっと出ました。2ちゃんねるカフェ懐かしい。東京生活を始めて中野に住んでいた時にはよく出入りしていました。秋葉原に住むようになってからは遠いので久しく行っていないのですが、秋葉原には2ちゃんねるカフェに匹敵するようなディープなお店が未だ発見できずにいます。ってか秋葉原には無い雰囲気だわ。

 

「Web2.0」ってバズワードが流行った時(2007年頃)に、2ちゃんねるカフェで有志で「Web2.0の勉強会」について語り合いました。当時のメモが残っているので以下にアップします。Web2.0の可能性を信じていた当時の自分は青かった。セマンティックWebやオントロジーの話です。

 

勉強会を開催する固有の意義

  • Wikipediaは概念を羅列して相互に等値で結合させているモデル
  • マインドマップは中心概念が存在して連鎖的に関連づけるモデル
  • 勉強会はセマンテックにWEBのサブシステムとして機能させたい
  • Wikipedia型だと従来型の勉強会との固有差がない。マインドマップを参考に情報の中心概念を設置して、その関連づけを示すメタ情報を付与していくべきではないか。その情報の連想形式の中に勉強会における情報共有を位置づけた方が良い
  • 情報のアルゴリズムを精緻化していくことによって知能は生まれるか
  • 知能は集合知と情報アルゴリズムによってアウトラインを描けるか、それは知識とは異なるのか考察が必要
  • オントロジーモデルに近いかたちで勉強会を位置づけることができればWEBにおいて固有の意味を持つことが出来るのかもしれない
  • 異なる立場の人達が集まる勉強会において、知識の前提を共有することが重要。集合知は成り立つか考える必要がある。

 

N.ルーマンの社会システム論とコミュニケーション

  • システムに全体的な実態は存在しない。コミュニケーションが発生するところにシステムが発生する。逆にいうと、あらゆるコミュニケーションがなくなればシステムは存在しない

 

WEB2.0的変化と情報共有によって人間の知性は向上しているか

  • ウィキペディアや社内SNSや社内ブログなどによって集団の成員の情報が集まってきている
  • 情報のinput/outputを繰り返すことで人間の知性は向上するのか
  • 現状は単純なinput/outputで終始している部分が多い(掃き溜め論)
  • WEBの変化によって人間の記憶は外部に出すことができるようになった。現状、WEBは人間の外部記憶装置として機能している。
  • ただし、外部記憶装置が巨大になってもそれを整理・分類する人間側の能力が記録容量の巨大化に追いついて行けてない
  • この繰り返しによる集団内の人間の思考をアルゴリズム化していけたならば、個人の知性よりネットワークの進化が期待できる
  • しかし、それは人間ではなくマシンに出来るのではないか

 

WEBによる民主主義とガバナンス 集合知・衆愚の関係

  • WEB2.0的変化によって、集合知による民主主義は可能になったか
  • 一部の地域集団にとって直接民主制は可能になりつつある。ただ、国政など高度な専門性を要する分野に関しては集合知は合理的な判断を下すことができない。(→全ての人がゲーム理論的思考は不可能)
  • 議会制民主主義は、議員に政治を委託することによって、自分達が煩わしい政治問題を考えずにすむというアウトソーシングの観点から維持されている部分がある。
  • 投票行動によって誰が政治家になっても致命的な間違いは起こさないだろうという一種の信頼が存在する
  • 手続きの複雑化によって、民主主義国は戦争などの行動に出るために膨大な調整手続きを必要とする。その部分が直接民主制では不可能。
  • 集合知は多数意思に流されやすい。多数意思が揺らげば、集合知も揺らぐ
  • 仮に集合知の判断が間違ったとしても、その後に間違ったことに気づくならば全体的に集合知は正しい判断ができるのではないか
  • 反省の概念をいかに集合知が取り入れていけるかが鍵。そこを乗り越えることができたならば、集合知は「知恵」としての整合性を保つ
  • 現状ウィキペディアには反省に関する制度設計はない。紛争が発生したら保護することだ。現在の信頼性を担保しているのは、反省ではなく保護。
  • 民主主義とウィキペディアの違いは、ウィキペディアはその項目に関して関心が集まっている者が討議している。一方、民主主義においては関心や知識があるかないかに関わらず、全人に平等にその問題に関わることが要求される。その時点で、集合知の本来性の発揮分野と異なるのではないか

 

政府が推進している電子国土プロジェクトによる位置情報の変化と情報データ空間における人間の存在論

  • 政府が電子国土プロジェクトを推進している。電子国土によってネットを通じた地理情報システムは新たな段階に達しつつある
  • 電子国土によって企業や自治体は、国土地理院が提供する情報にもとづいて地理情報システムを構築できる。そこでは地形や道路やプロット情報などをレイヤー管理ができる。
  • 電子国土のさらなる発達によって、Second Lifeのような仮想世界を、国土のデータを基礎として構築することも可能となるのではないか
  • 位置情報以外に時間軸に関するデータも扱うことが出来る。電子データで当時の時代状況を再現したりすることなども可能
  • 韓国でも国民の位置情報を取得するなどのサービスが始まっている
  • アメリカ国防総省でもライフログに関する実証実験が始まっている
  • ライフログを国家が利用することによって高度な管理社会の危険性はないか
  • 国家は人間ではない。国家が利用できる情報処理の範囲を限られており、むしろ企業の側での活用メリットが高い

 

WEBにおける信頼モデルはいかにして成立するか

  • 情報の参照構造、合理的な説得可能性の問題

 

って感じです。高円寺の2ちゃんねるカフェは普段はみんなでアニメやアイマスなどを語り合う場ですが、たまにディープな会話が出て、ディープな人にオススメです。久しぶりに遊びに行こう。

 

そういえば、秋葉原にりなかふぇ復活しないかな。

はてなスペース作りました&yuisekiさんから企画書もらいました

 

こんばんは。昨夜からお昼に掛けて「はてなは馴れ合いがないのが良いのに、自分の価値観を一方的に古参やはてなブロガーに押しつけようとしている」というご指摘を沢山頂いたnetcraftです。

 

私の気持ちとしては、以前の記事にも書いた通り、以下の気持ちです。

 

ユーザー会は何らかの特定の意思を持つものではなく、はてなブックマークを通じてユーザー同士がオフラインでもオンラインでも交流し合い、日々手斧を投げながら快適にモヒカン生活を送れる日々を目指します。

 

でも企画を立ち上げて思うところが色々あって個人的な感想の気持ちで昨夜ブログに書いてしまいました。特定の価値観を押しつけたり、煽る気持ちとか全くなかったのですが、結果的にそうなってしまったのは自分の中にそういう憎むべき偏狭な部分があるからだと自省しています。

 

弁解はこれくらいにして

 

id:yuiseki さんが、オフ会の企画書を作ってくれました。

 

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ご本人の希望でまだ未完成ということで公開はしませんが、オフ会までに参加者向けにWebサービスを作って準備しようというものです。大きく分けて「プロフィール機能」「アンケート機能」があります。

 

企画書では、はてなOAuth認証を使って、はてなユーザーがログインできるようにします。はてなAPIを叩いてユーザーのブックマーク履歴を追跡し、プロフィール機能などはword2vecなどを使ってレコメンドが出せるようにすることを想定しています。

 

バックエンドはSinatra・ActiveRecord・MySQL構成で考えています。フロントエンドTwitter Bootstrap・Coffeescript・Backboneまたはvueの構成で考えられています。まだ暫定案で今後の検討で変わっていく可能性も含めて、yuiseki さん、企画書の叩き案ありがとうございます!

 

オフ会に向けて非公開のはてなスペースを作りました

yuisekiさんの企画書で一気に叩き案が出来たので、はてなスペースに非公開の「オフ会準備委員会」のスペースを作りました。こちらでオフ会までのアイディア出し・準備・タスク分割などを行っていこうと思います。

 

準備委員会のスタッフを募集しています。「準備委員会に参加したいです」とブコメを頂いたら、はてなIDを準備委員会のはてなスペースに招待いたします。現状、技術系に限らず以下のメンバーを中心に絶賛募集中です。

 

・企画・アイディア出しスタッフ

・当日までの参加者向けWebサービス開発スタッフ

・当日までの会場・企画手配スタッフ

・当日の会場案内スタッフ

・当日の遠隔参加手配スタッフ(Skype・Google Hangout)

 

我こそはと思う方、何か知らないけど楽しそうだなと思った方、よく分からないけど参加して様子見をしてみたい方、勉強がてら色々やってみたい方、ウォッチ目的な方、祭りだワッショイな方、ぜひお待ちしています!当日参加予定ではない方や参加予定か分からない方も大歓迎です。

 

多様なみんなで、多様な考え方で、楽しいユーザー会やオフ会を作っていきましょう!ぜひブコメでの参加お待ちしています!

 

古参ブロガーと株式会社はてなは全力でスルーしかしない

 

私の言いたいことを代弁してくれた以下のTweetが心に刺さりました。

 

 

 

そうなんですよ。どんなに、はてなのことを思って、はてなユーザ会やオフ会のことを書いても、株式会社はてなの社員はネガティブな反応も含めて一切反応してくれない。はてブトップに載っているから絶対に見ているはずなのに、全力でスルーしている。古参ブロガーもそう。

 

株式会社はてなって「へんな会社」じゃなかったんでしょうか?ユーザーからの反応は徹底的に無視で、自分達ははてな東京オフィスで選ばれたブロガーを呼んでお茶会?

 

古参ブロガーも記事は読んでいるはずなのに、ポジショントークが出来ないからか全力でスルーしています。スルーすることによって「こいつらが勝手にやってるだけ」って印象に操作しようとしている。

 

はてブのお気に入りもそうですよね。古参ブロガーほど、お気に入りの数を限定して選ばれた人達しかお気に入りしていない。jkondoもnaoyaさんもみんなそうですよ。

 

新しくはてなに参加された方々は寂しくないですか?彼ら有名人をどんなに沢山お気に入りに追加して、彼らのブックマークにスターを送っても、彼らが貴方のブックマークを見ることはないんですよ。

 

私は、私をフォローしてくれたブックマーカーは全員フォロー返ししています。なかには「死ね!ジャップ!」とかってブコメしている人もいるけれど、全て平等の原則に立って、私をお気に入りに登録してくれた人達全員、大事な友達です。Twitterでもそう。相互フォロー100%です。でも、古参ブロガーや株式会社はてなは新参者や無名な者は相手にしません。

 

「みんなトモダチ!」これが今回のオフ会の理念です。私達はポジショントークにこだわっている古参ユーザーを重視するのではなく、平等に誰もが交流し合えるコミュニティを目指しています。また、はてなの中の人も気軽に参加できるように「へんな会社」の理念を思い出して変わってくれることを願っています。

 

この挑戦の共感してくれる人、がんがんオフ会に集まろうぜ!

 

株式会社はてなを救う夢を見た

 

今朝はてなの夢を見てさっき(9:00)目が覚めました。

今まで自分がはてブされる夢は見たことがあるけど、今回は株式会社はてなを救う夢でした。

夢の内容を憶えているうちに詳細を書きます。

 

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(「マトリックス」)

 

ある日、株式会社はてなのはてなブックマークのサーバーが突然大規模なダウン。原因不明で復旧しない。世界中から凄腕のハッカーが集められて、はてなブックマークを復旧させることになりました。

 

株式会社はてなの採用選考を落ちたはずの私にも、なぜか id:jkondo から声が掛かって、その凄腕のハッカーチームに加わることになりました。100人くらいのハッカーチームが続々とはてなのデータセンターに入っていく。 id:otsune もいました。自分もその中に加わりました。

 

データセンターの大会議室に凄腕のハッカー達が集められ、はてなを辞めたはずの id:naoya が、なぜか、はてなブックマークの障害の現状と今後の対策に関して資料を元にレクチャーしていました。自分もそのハッカーチームに加わるのかなと思いました。

 

でも、 id:jkondo が私に与えたミッションはもっと特別なものでした。はてなブックマークで今何が起きているのか、ハッカーチームが何を試しているのか、それに対してどういう問題が起きているのかを、はてな専用のテレビチャンネルで放送して視聴者と対話することでした。私はその司会者を任されました。

 

はてな専用チャンネルでマイクを持って、ハッカーチームがいま何を試そうとしているのか、ライブ中継を始めました。視聴者から続々と電話が掛かってきました。中にははてなを激しくDisる人もいたけど、はてなを救ってほしいという人々の願いを集めてハッカーチームに伝えていくという放送を繰り広げました。

 

その放送を延々と繰り広げていたら、目が覚めました。妻がサッカーのワールドカップのテレビ放送を見ていました。

 

以上が今朝見たはてなブックマークの夢の内容。自分の溢れるはてな愛がヤバすぎる。ちょっと、はてなを控えた方が良いかな…。

 

もしかして大規模障害が起きているはてなをライブ中継している自分の方が現実で、正常にはてなが使えている今の自分は夢なのかもしれない。

 

モテる秘訣

 

私はアーリーアダプター(早耳な人)な部分があるので、モテる秘訣を少しだけ書く。

 

1999年からGoogleを使っていた。当時のGoogleは多言語対応していなくて、日本語で検索すると文字化けした。でも、英単語でアダルトキーワードを入力すると驚異的な精度でその嗜好に合ったページが検索できた。Googleが日本に上陸したら凄いことになるんじゃないかと思った。それを友人に話したら、「GooやInfoseekは沢山広告スポンサーが付いているのに、Googleは一件もついていないじゃない。一発屋で終わるよ」って言われた。

 

2002年からMovable Typeでウェブログを始めた。9.11以降のアメリカではウェブログと呼ばれる新しいWEBの記録形式が出始めているっていう話を聞いてインストールしてみたのだ。幸いなことに私がレンタルしていたCPIのレンタルサーバーはBerkley DBをサポートしていた。ウェブログを動かした瞬間、これはヒットするんじゃないかと思った。でも、友人からは「日記や掲示板と何が違うの?ウェブログなんて言葉は日本人には馴染まないよ」と言われた。

 

以下、最初に断っておくがモテ自慢ではない。

 

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2003年にSkypeが登場した時は熱中してハマった。当時、Skypeは「世界中と無料で会話できるスゲえソフトウェアが出たぜ!」的な扱いをされていて、世界中の人々が続々とSkypeに登録して誰とでも会話を開始した。

 

自分のプロフィールを公開にしたら、世界中からコールが掛かってきた。英語はあんまり得意じゃないけど、簡単な英会話とExcite翻訳に頼りながら世界中の人と話した。ポーランドのマリファナを吸っている男性がやたらハイテンションで話していたのを憶えている。フランス人の秋葉原に興味がある高校生からコールが来た時には2ちゃんねるを紹介した。

 

特に多かったのは中国からのコールだ。今はグレートファイアウォールがどう処理しているのか知らないけど、Skypeが出た当時は中国人が沢山登録して、オンライン時間が同じ日本人によくコールをしてきた。北京大学の政治家になりたい学生や日本とビジネスを考えている四川省の中国人とよく話した。

 

哈爾浜からコールを掛けてきた中国人の女の子と仲良くなった。哈爾浜といえば旧満州国のイメージがある中国東北部の都市だ。ロシア風の建物があって冬はスケートをするのが楽しいと話していた。日本の文化が好きで、日本の食べ物が好きだと言っていた。彼女とは仲良くなりすぎた。次第に、「いつ哈爾浜に来られる?」という話が多くなり、母親に私を紹介したいという話になった。モテ期が来た感じがしたけど哈爾浜は遠すぎるので、あんまりコールに出なくなったら、いつの間にか彼女からのコールは止んだ。

 

今もコンタクトは公開にしているけど、最近は世界中からコールが掛かってくるような熱狂はなくなった。

 

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2007年4月からTwitterも始めた。Twitterもまだ日本語版がなかった前は海外の登録者が多かった。シリコンバレーでIT企業に勤めているアメリカ人の女の子と仲良くなって、毎日簡単な英語でTweetを交換し合った。文字数制限が私の貧弱な英会話にはちょうど良かった。

 

でも、日本の友達にTwitterを紹介したら「なにそれ?」的な反応を毎回された。「文字数制限のあるブログ?しかもフォローしないと読めない?不自由だね」的な反応をWEBの会社でもする人達がいた。私はうまく魅力が伝えられなくて、何回かブームの波はあったが結局テレビで紹介されるようになって日本でもブレイクした感じがする。

 

シリコンバレーの女の子の発言はいつの間にか大量のフォロワーのTweetの中でかき消されていった。いまは4,800人をフォローしているから彼女がまだTwitterを続けているかは見ていないな。日本語でしかつぶやいていないのに、最近ノーフォーク勤務のNATO(北大西洋条約機構)の司令部勤務のアメリカ人からフォロー通知が来た。男の人だ。

 

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facebookは2005年頃にサービスの存在を知ったが、ユーザー登録には.eduのメールアドレスが必要で、アメリカの学生ではなかった自分は当初は登録が出来なかった。2007年にようやく登録が出来た。当時はメニューは全部英語で(有志が翻訳活動を開始していた)、登録しているのもアメリカ人が多かった。日本では「mixiの次はMySpaceの日本上陸とセカンドライフ!」と言われていた。

 

フィリピン人の女の子と仲良くなった。ダバオに住んでいる学生の子だった。彼女とも仲良くなりすぎた。「ダバオに来てほしい」と言われた。哈爾浜も遠かったけど、ダバオはもっと遠かった。私としては「ダバオに行きたいけど、日本でなかなか仕事が休みが取れない」と説明しつつ誤魔化していた。

 

当時、ライブドアの面接を受けたんだけど、面接で「これから流行るサービスは何だと思いますか?」と聞かれた。私は「facebookだと思います」と答えた。「しかしfacebookは日本では流行る兆しが見えませんが」って言われた。「時間差の問題だと思います。今後はfacebookのようなプラットフォーム型のビジネスが流行るのだと思います」って答えたら、私はソーシャルメディア部で採用された。facebookではフィリピン人の女の子としか話してなかったけど。

 

ということで、以下のことは言える。

 

1)アーリーアダプターだと海外の女の子にモテる

2)でも日本では時差があってモテない

3)はてなブックマークのユーザー会の動きはナウい(モテる?)

はてなブックマーク・ユーザー会のオフ会を7月12日に開催します!

 

皆さん、お待たせしました!

はてなブックマーク・ユーザー会のオフ会ですが、7月12日(土)に開催しようと思います!

場所は東京近郊。会場は参加人数によって適切な場所を選びます。

はてなブックマークユーザーならば、はてな歴に関係なく誰でも参加できます。

SkypeやGoogle Hangoutなどでの遠隔地からの参加も大歓迎です(トピシュさんがSkypeで参加される予定です)

 

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(「ジョジョの奇妙な冒険」より)

 

ということにならないように、手斧を振りかざしながら日本のブロゴスフィアの治安を守っているモヒカン各位は、ネット弁慶で済ませるのではなくてぜひオフ会で交流しましょう!

 

はてブ歴が浅い人も長い人もみんな楽しく交流できるように各種企画を温めておきます。意外なあの人が…的なサプライズも用意していますので、ぜひお楽しみにしていてください。

 

はてなはこの間にもユーザーの意向を無視した形で昨日の改変を進め、特定ブロガーを対象にしたお茶会を準備するなど、個人を重視するというよりも、発信力のあるブロガーを重視する姿勢は明らかです。そして、個人ユーザーに対して強権を振り回して削除依頼などを行っています。はてブの衆愚化もどんどん進んでいます。

 

私達の求めたはてなとはこのような形のものだったのでしょうか。

 

はてなブックマークのユーザーが集まって交流することによって、みんなではてなブックマークがよくなる方向性を議論し、はてなブックマークに継承されている日本のネット文化を大事にしていこうではありませんか。

 

最小結構人数は2人。私ともう1人以上誰か集まれば、必ず開催します!

 

万国のブックマーカーよ団結せよ!

 

勤務時間中のソーシャル投稿禁止

 

私は自分で会社を作る前、もう一度会社員を送ってみようと思って、WEBマーケティング企業に採用になったことがある。上場企業。割と職場環境は良かったけれど、一点だけ自分には受け容れられない点があって、わずか1ヶ月で退職した。

 

それは、勤務時間中のソーシャル投稿禁止。

 

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入社したての1日目の新入社員研修で、「勤務時間中にTwitter、facebook、ブログなどのソーシャルメディアに投稿するのは原則禁止です。投稿が必要な場合は上長の承認を得てください。勤務時間外も機密事項は守って節度ある坑道をしてください」といわれた。

 

え?ソーシャル投稿禁止?私は内心の動揺を隠すことが出来なかった。facebook広告やTwitterマーケティングも扱っている会社なのに、社員のソーシャル投稿禁止ってどういうことだよ!?

 

上場企業なので炎上リスクを恐れているらしく、facebookやTwitterやブログは研究はするし商材として提案はするが使用はしないというスタンスのようだ。このご時世に、しかもWEB企業なのに、狂っている…。炎上はそもそもソーシャルメディアへの投稿という形をとらなくても、いくらでも起き得るのだし、ソーシャルメディアへの投稿を禁止したからといって炎上が無くなるわけでもない。

 

私にとってソーシャルに投稿できないのは呼吸が出来ないのと同じ。帰宅しても「節度をもって」なんて言われたら「イチジク」の話も書けないじゃんw  私は絶望的な気持ちになった。

 

結局、その会社で、Google PlayのWEBサイトからアプリのランキング情報や詳細情報をスクレイピングしてくるPHPスクリプトを書いたり、DSP・DMPに関わったりしたのですが、やはりソーシャル投稿禁止の不自由がキツくて1ヶ月で辞めました(その後もフリーランスで暫くその会社に関わりましたが)。

 

けっこう友人にもソーシャル投稿禁止や閲覧禁止、さらには業務に関係ないサイトの閲覧禁止やフィルタリングまで盛り込んでいる企業が多数あると聞いています。腐っていますね。今の時代に逆行して、社員の創意の芽を摘み取っていることに気づかないのでしょうか。