トップページ社会ニュース一覧アンネの日記 破損で逮捕の男は心神喪失 不起訴へ
ニュース詳細

アンネの日記 破損で逮捕の男は心神喪失 不起訴へ
6月19日 11時51分

アンネの日記 破損で逮捕の男は心神喪失 不起訴へ
K10053386511_1406191309_1406191312.mp4

東京都内の図書館や大型書店で「アンネの日記」などの本300冊余りが破られた事件で、逮捕された男の精神鑑定を行った結果、事件当時は善悪を判断する能力が失われている状態だったことが関係者への取材で分かりました。
東京地方検察庁は近く男を不起訴にするものとみられます。

この事件は東京都内の図書館や大型書店で「アンネの日記」などの本300冊余りが破られているのが見つかったもので、東京・小平市の36歳の無職の男が杉並区の2つの図書館で合わせて40冊余りを破ったなどとして器物損壊などの疑いで警視庁に逮捕されました。
これまでの調べに対し男は一連の事件への関与を認めていましたが、動機について意味の分からないことを話したことなどから東京地方検察庁はことし4月から2か月間にわたって専門家による精神鑑定を行い刑事責任を問えるかどうか調べていました。
関係者によりますと鑑定の結果、男は事件当時、善悪を判断する能力が失われている「心神喪失」の状態だったと判断されたということです。
これを受けて東京地検は男の刑事責任は問えないとして近く不起訴にするものとみられます。

[関連ニュース]
k10015338651000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ