公式練習で調整する16歳のアマチュア、橋本千里=パインハースト・リゾートで(共同)
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【パインハースト(米ノースカロライナ州)テッド・ムース】女子のメジャー第2戦、全米女子オープン(19日開幕)に出場する名古屋市生まれのアマチュア、橋本千里(16)=愛知・ルネサンス豊田高=が17日、会場であるパインハースト・ナンバー2で練習。その後、取材に応じた。
5月の日本地区予選を勝ち抜いて出場権を手にした橋本は、同じ会場で行われた男子の全米オープン最終日(15日)に父恭成さん、母和己さんに伴われて現地入り。試合も少し観戦した。16日は横峯さくらと練習ラウンド。17日は気温35度の中、日焼けで顔を真っ黒にしながら、元気にチェラ・チョイ(韓国)と回った。
日本から来た高校生アマとあって、現地メディアからも注目されつつある。キャディーはロサンゼルス在住のゴルフインストラクター、呼子泰宏さんが務める。
◆橋本千里に聞く
「やはり日本人の方と一緒の方が安心なので入れてもらいました。勉強になりました」
「ラフがないけど砂地が多くて、グリーンも難しい。でも、距離は長いけれど、全部が長いわけじゃない。長いパー4の4番と16番は両方とも2打目に5Wを使いました。今のところ届かない(パーオンできない)ホールはないです」
「まだ試合が始まっていないけれど、練習日なのに人がすごく多い。観客が多すぎるのは…」
「日本からご飯のパックを3つ持ってきました。まだ食べていませんが。ラウンド中におなかがすいたらバナナを食べています」
−大会には橋本選手より若い11歳のアマチュア(米国のルーシー・リー)も出る
「一昨日、写真を一緒に撮ってもらいました。身長、負けてました」
「勝みなみちゃんから、LINEでメッセージが来ました。頑張って、って。今は大丈夫だけど、きっとすごく緊張する。目標は予選通過ですけど、こんな機会はめったにないので、自分のできることをやります」
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