【楽天】松井裕、プロ初勝利はおあずけ4回3失点
2014年6月19日20時59分 スポーツ報知
◆交流戦 広島6―2楽天(19日・マツダスタジアム)
楽天のドラフト1位、松井裕樹投手(18)が広島・前田健太投手(26)と初対決した。松井は、4回を投げ90球3失点3安打6三振5四球で降板し4敗目。4月23日以来5度目の先発でも初勝利は成らなかった。
広島・前田は8回1失点。失点もエラーの走者によるもので、112球5安打と安定した投球で6勝目(4敗)を挙げた。左脇腹痛で中14日の復帰登板を飾った。広島は3連勝。
松井は1回は三者凡退に切り抜けた。2回は先頭から連続四球、犠打の後また四球で1死満塁のピンチを招いたが、連続三振で無失点に抑えた。
3回は、四球2つから2死二、三塁のピンチを招きロサリオに2点適時打を許し先制された。なおも名手藤田のトンネルで2死一、三塁としたが、なんとか2失点でしのいだ。
「感触は良かった」と言う4回は2死走者無しから梵、菊池の連打で3点目を失った。6三振を奪うも「良いイニングと悪いイニングがはっきりしていた。長いイニングを投げさせもらうには波をなくさなくては」と悔やんだ。
2番手で登板したクルーズは、5、6回と2イニング連続で1失点した。
3番手の福山は、7回を無失点に抑えた。8回、4番手で登板した斎藤隆は1失点だった。
打線は、広島先発の前田から、嶋の犠飛による1点を奪うのがやっとだった。
【楽天スタメン】
1(右)岡島、2(二)藤田、3(捕)嶋、4(指)ジョーンズ、5(左)ボウカー、6(一)銀次、7(三)松井稼、8(遊)後藤、9(中)森山、(投)松井裕
【広島スタメン】
1(遊)梵、2(二)菊池、3(中)丸、4(一)エルドレッド、5(左)ロサリオ、6(三)小窪、7(右)広瀬、8(指)高橋、9(捕)倉、(投)前田