小籔千豊「コヤブソニック」今年限りの終了を発表

　吉本新喜劇座長の小籔千豊（４０）が１８日、大阪市内で会見し、２００８年から主催してきたお笑いと音楽の融合フェス「コヤブソニック」を今年限りで終了すると発表した。フェス起ち上げ時に後輩コンビのレイザーラモンと下ネタユニット「ビッグポルノ」を始めたが、「方向性の違い」（小籔）が生じたため解散を決定。小籔は「ビッグポルノを広めるためにやってきたフェスなので、開催する根本理由がなくなった」と説明した。

　最後の“コヤソニ”は９月１３～１５日にインテックス大阪で開催。スガシカオ（４７）、スチャダラパーら２４組前後が出演する。「最初はサマーソニックの出演を断られて、サマソニをつぶしてやろうと始めたのがコヤソニ。それが今は何千人もの前で歌わせてもらえるようになって、恨みを晴らすという大義名分はなくなった。それでも続けたら、ただの調子こいてる芸人」と小籔。ビッグポルノとしては８月中に東京、大阪でライブを開き、解散理由を詳しく明かすという。