イラクのアルカイダ指導者を拘束、イラク軍発表

2009年04月23日 23:29 発信地:バグダッド/イラク

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×イラク、バグダッド(Baghdad)のタハリヤット広場(Tahariyat Square)で、パトロール中の警察に対する自爆テロで破壊された赤月社の避難民への食糧配給用車両(2009年4月23日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE

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【4月23日 AFP】イラク軍は23日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のイラク内勢力の指導者と同軍がみるアブオマル・バグダディ(Abu Omar al-Baghdadi)師の身柄を拘束したと明らかにした。

 バグダッド(Baghdad)治安計画の広報担当官カシム・アタ(Qasim Atta)少将がAFPに「内密の情報を元にイラク軍が同師をバグダッドで拘束した」と語った。

 バグダディ師は、イラクで米軍やイラク軍との戦闘を続けるアルカイダ系の武装グループなどで自発的に構成された組織「イラクのイスラム国家(Islamic State of Iraq)」の指導者とされる。拘束情報や死亡情報が伝えられたことが過去に数回ある。

 しかし米軍は、「イラクのイスラム国家」は基本的にインターネット上の組織でしかなく、組織内に実際にバグダディ師と呼ばれる人物は存在しないと主張してきた。

 一方、同日2か所で自爆テロが発生し、死傷者が出た。

 軍によると1か所はバグダッド北東の市街のレストランで、イラン人巡礼者らを含む少なくとも45人が死亡した。また国防省および内務省によると、バグダッド南東部ではパトロール中の警察が自爆攻撃を受け、子どもを含む28人が死亡した。

 イラク軍と駐留米軍のアルカイダ掃討作戦により、最近2年間でイラク国内の治安は大幅に改善したが、軍の治安部隊を狙った攻撃は、首都バグダッドを含む国内の一部で依然、頻繁に発生している。(c)AFP/Ammar Karim

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