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小田急電鉄 「始発からの運転再開目指す」
6月19日 23時04分

小田急電鉄 「始発からの運転再開目指す」

小田急電鉄の相模大野駅の構内で、電車が入れ替え作業のために車庫から出てくるときに脱線して停電が起き、一時、全線で運転ができなくなりました。
現在も一部の区間で運転ができなくなっていて、小田急電鉄は20日の始発からの運転再開を目指すとしています。
警察によりますと、電車が車庫からホームに向かう途中、線路を切り替えるポイントで脱線したということで、原因を調べています。

19日午後6時10分ごろ、神奈川県相模原市にある小田急電鉄相模大野駅の構内にある車庫と本線を結ぶ「出庫線」と呼ばれる線路で、電車が入れ替え作業のために車庫から出てくるときに脱線しました。
警察や小田急電鉄などによりますと、電車は6両編成で、時速25キロほどで車庫からホームに向かう途中、200メートルほど進んだところにある線路を切り替えるポイントの部分で、先頭から3両目、4両目、それに6両目が脱線したということです。
乗客は乗っておらず、運転士にもけがはなかったということです。
国土交通省が小田急電鉄から受けた報告によりますと、運転士が信号に従って走行していたところ、突然、前後に揺れを感じたあと停電し、電車を停止させて脱線していることが分かったということです。
脱線の影響で、パンタグラフの変形や架線の部品が破損するなどして停電が起きたということで、小田急線は、一時、全線で運転ができなくなり、このうち6本の電車が駅と駅の間に停車したということです。
相模大野駅の周辺では駅と駅の間にとまった電車から乗客を降ろして駅まで誘導していました。
その後、徐々に運転を再開していますが、現在、小田原線の新百合ヶ丘と相武台前の間の上下線と、江ノ島線の相模大野と大和の間の上下線で運転ができなくなっています。
小田急電鉄によりますと、「事故現場のポイントの部分のレールの変形が大きく復旧に手間取っている」ということで、現在、不通となっている区間は、19日中は運転を再開できず、20日の始発からの運転再開を目指すとしています。

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