中部電力:浜岡原発周辺「活断層ではない」調査結果発表
毎日新聞 2014年06月18日 21時14分(最終更新 06月18日 22時04分)
中部電力は18日、浜岡原発(静岡県御前崎市)の敷地や周辺の地層のずれについて、地質調査の結果、改めて「活断層ではない」と発表した。「後期更新世(約13万〜1万年前)以降の活動はなく、地震を起こしたり、地震に伴ってずれを起こしたりするものでない」と説明している。
敷地内には「H断層系」と呼ばれる地層のずれが5本走っている。敷地外にもずれが続いているとみられ、昨年7月から施設北側の半径約1キロの範囲の8カ所でボーリングやトレンチ(溝)を掘る調査をした。
その結果、敷地北側の境界付近で、存在が推定されていた4本の断層を確認した。既に存在が分かっていた断層5本と類似した特徴を持ち、「後期更新世以降に活動していない」という。原子力規制委員会は浜岡原発4号機の安全審査を進めている。
中電は過去、H断層系を「活断層ではない」としていた。だが2012年8月、原子力安全・保安院(当時)から「データの拡充を検討すべきだ」と指摘され、追加調査をした。【森有正】