2014年06月19日
これは持ち運びたい!1日10gのとろろ昆布でダイエット効果
カテゴリ:健康ノウハウ
こんにちわ♪ナナです。
体のたるみが気になってくるこの時期、ダイエットにチャレンジされる方も多いのではないでしょうか?
そんなとき、「食欲をコントロールできれば、効率的にダイエットできるのに・・・」と思ったりしませんか?
実は今、ダイエット食品として「昆布」が注目されているって知ってますか?
昆布には食欲を抑える効果や、アンチエイジングや美肌効果もあるんですが、その中でも、「とろろ昆布」がすごいんです!
「塩昆布は食べるけれど、とろろ昆布はあまり食べたことがなかった・・・!」という方もおられるかもしれませんが、とろろ昆布を使えば、とっても美味しくダイエットできるんですよ。
今回は、明日から「とろろ昆布」を持ち運びたくなるようなお話をお届けします。
是非お友達にも教えてあげてくださいね♪
日本の食卓に欠かすことのできない、昆布のスゴイ健康効果!
昆布は「海の野菜」ともいわれ、ミネラルや食物繊維がたっぷり含まれています。
食材としての歴史は古く、縄文時代から食べられていたといわれ、現代では「健康長寿」の縁起物として、おせち料理にも使われています。
そんな日本の食卓には欠かせない「昆布」ですが、次のようなスゴイ健康効果があるんです。
1、「ヌメヌメ成分」が腸内環境を改善します!
昆布を水につけると、ヌメヌメしますよね。
これは、昆布に含まれる水溶性食物繊維の「アルギン酸」によるものです。
このアルギン酸は、人の消化管ではほとんど消化・吸収されずに腸へ届き、腸内の脂肪や糖質を抱え込んで体外へ持ちだしてくれます。その結果、腸内環境が改善されるというわけです。
ちなみに、アルギン酸は「お腹の調子を整える食品」「コレステロールが高めの方に適する食品」として厚生労働省許可の特定保健用食品(トクホ)にも指定されています♪
2、水分を吸収して膨らむので、満腹感を感じやすく、ダイエットにもつながる!
昆布の特徴は、体内の水分を吸収して膨らむということ。
それによって、満腹感を感じ、食欲が抑えられます。
食べる量が減れば、ダイエットにも効果的ですよね。
3、美肌&アンチエイジング効果
そして、さらにさらに。
実は昆布には、美肌やアンチエイジングをはじめとした美容効果もあります。
美肌とアンチエイジングに効果を発揮する特別な成分に、「EPA(エイコサペンタエン酸)」と「DHA(ドコサヘキサエン酸)」と「フコキサンチン」というものがあります。
これらの成分は、イワシやサバなどの青魚に豊富に含まれていますが、実は、昆布にもたっぷり含まれているんです。
それぞれの成分について簡単に解説しますね。
1、EPA(エイコサペンタエン酸)
血液を固まりにくくする効果があり、血液をサラサラに。
血液の流れがよくなると、体の代謝もアップし、血色のいい健康的な肌になります。
2、DHA(ドコサヘキサエン酸)
ヒトの脳や網膜のリン脂質の主要な成分であり、脳や神経組織の発育・機能維持に不可欠な成分。
動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしてくれます。
3、フコキサンチン
脂肪燃焼を促進することで太りにくい体質を作るほか、シミやシワの予防にも効果があります。
だから、それらの成分を簡単に摂取できる昆布って、スゴイんです。
昆布の中でも「とろろ昆布」をオススメする理由
昆布のスゴイ健康効果をご理解いただけましたでしょうか?
さて、ここからは、昆布の中でも「とろろ昆布」をオススメする理由をお話していきますね。
とろろ昆布とは、昆布を酢につけたあと、ミルフィーユのように重ね、数日かけて圧縮・乾燥させ、機械で薄く削ったものってご存じですか?
実は、その加工のプロセスにおいて、とろろ昆布は「煮炊き」がされないため、昆布の栄養成分の流失がほとんどないのです。
しかも、とても薄く削られているため、消化管内でミネラルや食物繊維がより多く溶けだし、高い健康効果が期待できるんです。
そして何より、手軽に持ち運べて、料理の上にすぐにかけられるのが強みですよね♪
1日10g!いつもの食事にプラスするだけで健康効果が得られます!
とろろ昆布を効果的に食べる方法をお教えします。
乾燥したとろろ昆布を、1日10g、いつもの食事にプラスしてみてください。
1日10gで大丈夫です。
「いっぱい食べれば健康効果が倍増するかも・・・?」と思って、たくさん食べたくなる方もいるかもしれませんが、過剰摂取は甲状腺機能の低下を招く可能性があるので注意!
過剰に摂取するのではなく、1日10gを続けていきましょう。
食べ続けるうちに、ダイエット効果や美肌効果など、色々な効果を実感していただけるはずです。
ちなみに、とろろ昆布を食べる際は次の2点に注意してください。
1、食事の最初にとる
2、水分と一緒にとる
とろろ昆布を食事の最初にとれば、ダイエット成分が腸内で先に待ち構えて、腸内の余分な栄養素を、身体の外へ排出してくれます。
もし、最初に食べ忘れたとしても、栄養素の分解と吸収が始まる食後30分以内なら、同等の効果を得ることができますよ。
また、水溶性食物繊維が豊富なとろろ昆布は、水分と一緒にとることで粘度が増します。
粘土が増すと、胃腸内をゆっくり移動するので、お腹が空きにくくなり、食べ過ぎを防いでくれます♪
「とろろ昆布」は体内に入ると水分で膨張します。
そのため、早く満腹感を得られることから、食べる量を自然に抑える効果も期待できます。
「とろろ昆布」を食べ続けることで、「便秘が解消された」、「髪の毛がつやつやになった」、「肌の艶が良くなった」といった美容効果も報告されているようです。
お手軽で美味しい!ダイエットにオススメのとろろ昆布レシピ
それでは最後に、とっておきのとろろ昆布レシピをご紹介します♪
是非試してみてくださいね。
まぐろの昆布〆風
まぐろは、ミネラルやビタミンがたっぷりふくまれている天然の健康食品であり、赤身は高蛋白で低脂肪・低カロリーというダイエット食でもあります。
そんなヘルシーなまぐろに、とろろ昆布を巻いて食べると、健康効果バツグンです♪
●材料
とろろ昆布 10g
刺し身マグロ 3~5切れ
大根 適量
●作り方
1、食べやすい大きさに切ったまぐろの側面を包むように、とろろ昆布を巻く
2、大根は千切りにする
3、「1」に大根の千切りとワサビを添える。(お好みで醤油もかける)
とろつゆざるそば
暑い日はどうしても涼しい麺類が多くなってしまって、栄養バランスが崩れてしまいがち・・・。
そんな時は、とろろ昆布を一緒に添えてみてはどうでしょうか?
調理はカンタン、おそばのつゆにとろろ昆布を入れるだけです。
健康効果はもちろんのこと、とろろ昆布につゆの旨味が染みこんで、とっても美味しいですよ♪
●材料
とろろ昆布 10g
そば(乾) 100g
白ゴマ 適量
そばつゆ 1人分
●作り方
1、そばは袋の表示通りにゆで、ざるに上げて水を切り、ごまをふる。
2、そばつゆにとろろ昆布を加え、つけだれを作る。
いかがだったでしょうか?
余計な脂肪をスッキリ排出し、食欲を抑え、アンチエイジング効果や美肌効果まであるという、とろろ昆布。
チャック付きパックでも売っていますので、カバンに入れて持ち歩けば、いつでもどこでも気軽に使えて便利です。
健康的なダイエットのためにも、ぜひ「とろろ昆布」を食べてみてくださいね♪
※今回の記事は、下記の書籍とWebページを参考にさせていただきました。
- 簡単!とろろ昆布ダイエット
- 昆布のチカラ | 健康百科 | 知る・楽しむ | フジッコ株式会社
- アルギン酸 | 成分情報 | わかさの秘密
- とろろ昆布ダイエットは危険?効果的な方法と注意点 [食事ダイエット] All About
- ニッスイ | サラサラ生活向上委員会 | EPA・DHAってなに?
- 食物繊維の分類と特性|大塚製薬
今話題の転職サイトをちょっと覗いてみませんか?
薬剤師ネット運営の「薬剤師求人プレミア」では、調剤薬局やドラッグストア、漢方薬局など、様々な業種別求人を特集中です!また、随時更新の「薬剤師ポールのメモ帳」も目が離せません!