アイドルウオッチャーが読み解くAKB 女王・まゆゆ 2位・さしこ2強時代到来
夕刊フジ 6月10日(火)16時56分配信
渡辺麻友(20)が逆転1位で女王になったアイドルユニット、AKB48の「第6回AKB選抜総選挙」。今回のデータをアイドルウオッチャーが読み解いた。
15万9854票の史上最多得票で1位となった渡辺。アイドル評論家の西幸男氏は、9日でAKB48を卒業する大島優子(25)ファンの票を取り込めたことが勝因とみる。前回より約5万8000票も積み上げた。さらにOGの篠田麻里子(28)が妹分としてかわいがっているSKE48の松井珠理奈(17)も1万2000票を上乗せ。一方、オリジナルメンバーである1期生の高橋みなみ(23)、小嶋陽菜(26)、峯岸みなみ(21)は前年より票を減らした。「ベテランファンやOGファンの票は他メンバーの可能性を求めて分散している」と西氏。
今回の総投票数268万9427票のうち、“当選”80位内に投じられたのは227万7636票。これをグループごとに分けると、AKBが98万1189票(43%)、SKEが54万8228票(24%)、NMBが27万2531票(12%)、HKTが39万850票(17%)。SNH48、乃木坂46も加えると、「他の姉妹グループ合算で57%となって本家を上回った。東京以外での各都市でもアイドル事業が認知と関心を受けて浸透している」(西氏)。
さらに興味深いのは、関西圏のアイドル人気の薄さだ。大阪・NMBは名古屋・SKEと福岡・HKTに大きな差を付けられた。「福岡にはご当地アイドルとしてトップを走る『LinQ(リンク)』や、“1000年に1度の美少女”と大ブレーク中の橋本環奈など全国的に有名になったアイドルたちがいるが、大阪はアイドル不毛地帯。人口も多いしメディアの規模も大きいのに、なぜか昔からアイドルが出てこない。やはりお笑い芸人重視なのか」と西氏。
連覇を逃したHKTの指原莉乃(21)だが、3位とは4万票近くの大差を付けた。今後は、正統派アイドル系の渡辺と、幅広い層に知名度を誇る指原の2強時代でAKB全体が盛り上がると西氏はみる。かつてのエース、前田敦子(22)と大島の競り合いでAKB人気が盛り上がったように、まゆゆvsさしこのライバル対決でさらに注目を集められそうだ。
最終更新:6月11日(水)12時25分
- タレント・歌手・アーティスト 渡辺麻友(ワタナベマユ)
- 誕生日:1994年 03月26日
- 星座:おひつじ座
- 出身地:埼玉
- 血液型:AB
- [ 出典:日本タレント名鑑(VIPタイムズ社)(外部リンク) ]
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