独協大:法科大学院 学生募集を中止

毎日新聞 2014年06月17日 21時16分(最終更新 06月17日 21時34分)

 独協大(埼玉県草加市)は17日、法科大学院の募集を2015年度以降停止すると発表した。在籍する21人が修了するまでは、同大学院を続ける。犬井正学長は「入学者減や定員割れなど厳しい状況が続き、苦渋の決断に至った」と説明している。

 同大は04年度に法科大学院を設立。「地域密着型法曹養成」を掲げて10年間で42人の司法試験合格者を出していた。07年度に地域の相談・支援機関として大学院に併設した「独協大学地域と子どもリーガルサービスセンター」は存続させる。【飯嶋英好】

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