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ドン・キホーテ関連会社 粉飾決算で勧告6月19日 17時41分
ディスカウントストア「ドン・キホーテ」の関連会社の不動産会社が、上場廃止を免れようと決算を粉飾していたとして証券取引等監視委員会は、会社に1億円余りの課徴金の支払いを命じるよう金融庁に勧告しました。
勧告の対象となったのは、「ドンキホーテホールディングス」の子会社で東証マザーズに上場する不動産会社「日本アセットマーケティング」です。
証券取引等監視委員会によりますとこの会社はおととし、取引先の会社に不動産のデータベース・ソフトを高く買わせ、別の会社を通じて上乗せ分をあとから返す手口で売り上げを2000万円水増ししていたということです。
当時、この会社は取引所の上場廃止基準である売り上げ1億円に達していませんでした。
証券取引等監視委員会は上場廃止を免れようと売り上げを水増ししておととしの決算を粉飾し、有価証券報告書にうその記載をしたとして会社に1億円余りの課徴金の支払いを命じるよう19日、金融庁に勧告しました。
ドンキホーテホールディングスは「子会社にする以前のことですが、今後、グループ内のコンプライアンス体制の構築を進めたい」としています。
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