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ウナギ養殖投資で注意呼びかけ6月19日 18時05分
「乱獲で激減しているウナギを食卓によみがえらせる」などとして、養殖事業への投資を勧誘している東京の会社に、金をだまし取られる被害が起きているとして、消費者庁は、法律に基づいてこの会社の名前を公表し、注意を呼びかけています。
消費者庁が社名を公表したのは、東京・中央区の「ライトオンサプライ」です。
消費者庁によりますと、この会社は、うなぎの養殖事業を行っていることを紹介するパンフレットを一般家庭へ送り、事業への投資を持ちかけています。
パンフレットには、「乱獲で激減しているニホンウナギが、食卓から消えるのは時間の問題で、安価で安心なウナギをよみがえらせるため事業を立ち上げた」などと記し、投資への意欲をあおっています。
このパンフレットが送られた家庭には、その後、投資事業に詳しいという人物から投資を勧める電話があり、会社の指示どおりに金を郵送すると、連絡が取れなくなるということです。
消費者庁によりますと、この会社は、実際には養殖事業を行っていないとみられるということで、全国の消費生活センターなどには、9件の相談が寄せられ、300万円をだまし取られた人がいるということです。
このため、消費者庁は、消費者安全法に基づき、この「ライトオンサプライ」の社名を公表し、勧誘には応じないよう注意を呼びかけています。
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