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NOACsマッチポンプではないのか? [歳時記]

新規抗凝固薬ですが、これを売り出す時にメーカーは御用学者を動員して、とは言い過ぎか、抗凝固薬のエバンジャリストを動員して盛んに講演会をしました。今もしていますが、、、医師会主催でエバンジャリストの演者を動員していますが、メーカーの広告講演会でしょう。エキスパートに聞く、みたいなことですが、それは宣伝のエキスパートでしょうかね。

6月7日の日本医事新報に、J-CLEAR 新規抗凝固薬セミナーが載っていました。簡単に言えば、売らんかなでリスクの高いと思われる高齢者にもセールスしたこと、もともと日本人エビデンスが不足で、発売初期に高齢者の出血事故が多発した。でありながら、今度の日本循環器学会のガイドラインでもファーストチョイスが新規抗凝固薬で、その欧米のトレンドを否定するデータが日本には不足、、、、これは詭弁でしょう。否定するデータもなければ、安全であるというデータさえもない。このロジックはおかしくありませんか?古いギャグの お前は欧米か?と言いたくなります。

この論議でいつも出てくるエキスパートというより只のメーカーのエバンジャリストが居ますが、いかがなものか?売り出しでも活躍し、ブルーレターが出たら警鐘を鳴らすと活躍する。こういうのを昔はマッチポンプと言う。

あと言わせてもらえば、開業医の先生で熱心な人が居ますが、外来中心で診ていると重大事故があっても病院に収容されてしまい、そういう患者は開業医の先生は診てないことになる。つまり選択バイアスが極めて高い観察研究でエバンジャリストしている危険性があるんですがね、、、
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