あわらで催し22日まで
追加印刷されたカードを仕分けする職員=あわら市役所で
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あわら市が競技かるたを題材に開いているまちおこしイベント「ちはやふる week inあわら」で、百人一首カードを集める「百人一首大作戦」のカードが約三万枚追加印刷された。
市内の参加店舗を訪問し、アニメの図柄と百人一首が印刷されたカードを集める。スタート時に約三万枚を用意。平均四百枚前後を五十店舗に配置した。アニメやかるた競技の愛好家らの注目を集め、開催初日の七日からカードを求めて多くのファンが参加した。
二十二日まで開催のため、市では店舗に一日の提供枚数の制限を要望していたが、断り切れないケースもあり、初日からカードを切らす店舗もあった。
このため市は、週末に客が集中するのを見越し「せっかく来てくれた人にお目当てのカードがないのでは申し訳ない」と約三万枚の追加を決め発注した。十三日は職員が仕分け作業を行い、各店舗に補充した。
市では「予想以上の反響に驚いている。まちを歩く人が増えたとの声も聞き、市民にも“ちはやふる効果”を実感してもらえたのではないか」と話していた。 (本田優子)
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