女子中学生連れ去り未遂で男逮捕6月18日 20時57分
17日、千葉県市原市で女子中学生が連れ去られそうになった事件で、警察は車の中に押し込め、けがをさせた疑いで53歳の男を逮捕しました。
男は容疑を認めているということです。
逮捕されたのは住所不定の赤木良治容疑者(53)です。
17日午前7時ごろ、市原市東国吉で自転車で登校途中の女子中学生が男に無理やり車の中に押し込まれ、殴られたうえに連れ去られそうになりました。
通りかかった対向車の男性がクラクションを鳴らしたため、男はそのまま車で逃げ、警察は行方を捜査していました。
その結果、事件の現場に赤木容疑者の指紋が残されていたことなどから、警察が市原市内で身柄を確保し、中学生を車の中に押し込め、けがをさせた疑いで逮捕しました。
容疑を認めているということです。
警察は事件のいきさつなどを詳しく調べることにしています。
クラクション鳴らした男性「様子おかしかった」
女子中学生が車に押し込まれた現場にたまたま車で通りかかり、クラクションを鳴らした51歳の男性がNHKの取材に応じました。
男性は当時の状況について、「現場は通勤に使う道で、その日も車で通っていたら、いつもすれ違う女の子の自転車が倒れていました。横には軽自動車が止まっていて、事故にあったのかと思ったのですが、様子がおかしかったのでクラクションを鳴らしました」と話しました。
男性によりますと、女子中学生が車から落ち、男が再び車に乗せようとしていたということです。
男性は「これはただごとではない、とにかく人を呼ばなければいけないと思い、クラクションを鳴らしっぱなしにしました。男は女の子を放り出すようにして、車を急発進させて逃げていきました」と話しました。
男性は「車のドアが閉まっていたら気づかなかったかもしれません。女の子が連れ去られるようなことがなくてよかったです」と話しました。
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