福岡大空襲:「庶民にとって戦争とは」…19日が69年

毎日新聞 2014年06月18日 14時09分(最終更新 06月18日 16時12分)

板の間にある開口部で防空壕について語る立石武泰さん=平川哲也撮影
板の間にある開口部で防空壕について語る立石武泰さん=平川哲也撮影
防空壕の内部。この先にあった空間は福岡沖玄界地震で崩落した=福岡市博多区で、平川哲也撮影
防空壕の内部。この先にあった空間は福岡沖玄界地震で崩落した=福岡市博多区で、平川哲也撮影

 公開を始めて10年、見学者は延べ1万5000人を超えた。狭い防空壕に入った人たちは「思ったより狭い」「暗くてこわい」などといった感想を漏らすという。立石さんは「防空壕は69年前の戦争を追体験する場所。感じ方は見る人の想像力に任せたい」と話した。

最新写真特集