2014年6月19日11時19分
石原伸晃環境相は19日午前の参院環境委員会で、東京電力福島第一原発事故の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設をめぐり、「最後は金目でしょ」と発言したことについて、「心からおわびを申し述べ、撤回をさせて頂ければと思っている」と述べた。辞任は否定した。
石原氏は委員会の冒頭、「お金ですべてを解決する意図では全くない。しかし品位を欠き、誤解を招く表現によって不快な思いを抱いた方が大勢いらっしゃる」と釈明。「国会が終了した後、速やかに地元の福島を訪ね、直接おわびを申し上げる」とも答弁した。
民主党の増子輝彦氏(福島選挙区)は「金で何でも解決できる思いをこめた発言だ。辞任しないのか」と追及したが、石原氏は「お金で物事を解決しようなんて一度も思ったことはない」と強く反論。「職務をしっかりと丁寧に全うしたい」と述べ、辞任を否定した。
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