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　関西電力に大飯原発３、４号機（福井県）の差し止めを求めて福井地裁で勝訴した原告団が、関電高浜原発３、４号機（同）についても、同地裁での運転の差し止め訴訟か仮処分申請のいずれかを検討していることがわかった。１７日、福井市内で原告らが協議した。

　高浜原発３、４号機は運転停止中だが、原子力規制委員会による規制基準の適合審査を受けている。関電は規制委の指摘を受け、想定される最大の揺れ「基準地震動」を従来の５５０ガルから７００ガルに引き上げ、耐震補強をする方針を示している。

　福井地裁判決は「原発に内在する本質的な危険」を指摘し、事故が起きれば半径２５０キロ圏内の住民の人格権が侵害されると認めた。