共同通信の捏造報道を糾す

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第19195号 國民新聞 平成25年6月25日(水曜日)

共同通信の捏造報道を糾す
『連合国戦勝史観の虚妄』翻訳者
藤田 裕行

「南京虐殺否定無断加筆、ベストセラー翻訳者」。

共同通信はそんなセンセーショナルな記事を五月八日に発信した。

その夜からネット左翼は「右翼の歴史捏造」「本は出版社が回収すべき」などと大騒ぎだった。

問題となったのは、ニューヨーク・タイムズなど世界一流紙の東京支局長を歴任したヘンリー・スコット・ストークス氏が祥伝社から出版した『英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄』だった。

同書は昨年十二月に発売され、僅か五カ月で十万部を超え、十五万部突破が予測されていた。

同書は著者の原稿や口述を私が翻訳、整理をしたもので、英語でのインタビュー収録時間は約百七十時間だが、実際はその三倍の時間をストークス氏の意見を聞き、また討論することを通して纏めた。

共同通信が正式にストークス氏に取材をしたのは五月七日だが、ベン・ドゥーリー記者は、取材以前に何度かストークス氏に会い、著者に刷り込みをしていた。

「南京大虐殺」を扱った第五章の最後の二行では、「南京大虐殺はなかった」と全面否定をしていると誤解させた。

ストークス氏は「これは私のものではない」と言い出し、共同通信はその誤解にもとづく取材内容を日本中、世界中に配信した。

問題の二行は「このことからも、『南京大虐殺』などなかったことは、明白だ。

歴史の事実として『南京大虐殺』は、なかった。

それは、中華民国政府が捏造した、プロパガンダだった」というものだ。

「このことからも」は、南京の人口が二十万から、一カ月後に二十五万に増えたというその前の三行を受けている。

さらに、ストークス氏が章全体を通して論述する内容を総括したもので、著者の見解の纏めでもある。

記者会見に同席した翻訳者が、著者の誤解に気づき、著者の見解を改めて英文で取材をした木村一浩記者にメールをし
た。

共同通信のニュース配信がされる前のことで、同記者は「了解しました」と電話で応じた。

その著者の見解は、「いわゆる『南京大虐殺』はなかった。

一九三七年に南京で起こったことを『(大)虐殺』という言葉で表現するのは正しくない」というものだった。

翻訳者は「誤解のないように」と忠告したにも関わらず、共同通信はニュースを配信した。

これは、背信行為であり、捏造報道だ。

しかし、共同ニュースは日本中、世界中のメディアが、それぞれの色合いで報道した。

五月九日夕刻に、出版社が著者、翻訳者に事情聴取をした上で、共同通信の報道を全面否定する告知を著者の署名入りでホームベトジに掲載した。

これを受けてタイム誌、ウォールストリート・ジャーナル紙などは著者や翻訳者の反論も引用して記事を発信した。

ザ・ジャパン・タイムズは、一面トップで翻訳者の反論を記事にした。

日本報道検証機構はストークス氏をインタビューした映像をネット上で公開している。

その中でストークス氏は「南京では単発的な暴力行為はあったが、『虐殺』というレベルのものではない。

便衣兵の処断など悲惨なことは起こった。

しかしその原因は国民党政府、日本軍、共産党の三者にある。

責任は第一義的に敵前逃亡をした蒋介石など国民党政府側にあった」と述べている。

いまホーム(河野談話など)とアウェイ(慰安婦像建立問題など)で、東京裁判史観との戦いが起こっている。

今回の共同通信捏造報道事件はその緒戦と考えるべきである。

(本紙論説委員)



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報道  2014.06.19
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