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作者の訃報でよみがえる『アルジャーノンに花束を』の魅力

『アルジャーノンに花束を』の作者、ダニエル・キイスさんがお亡くなりになったようです。。いろんな人が本を読んだときのことを思い出して、語っています。ほんとに愛されてる作品なんですね。

更新日: 2014年06月18日

turinbonnuさん

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もう新作を読めないのが悲しい…

人気小説『アルジャーノンに花束を』などで知られる作家・ダニエル・キイスさんが15日、死去した。86歳だった

作家活動のかたわら、大学で英文学・創作の教授をしていました。 晩年は南フロリダで暮らしていたそうです。ご冥福をお祈りします。。

大人になっても幼児の知能しかない青年が、手術により天才に変貌するものの、それによって理解する憎しみや喜び、孤独などに苦悩するおはなし

アルジャーノンに花束を、作者ダニエル・キイスさんが15日にお亡くなりに。人生で一番涙を流したのはこの作品だろうなあ。後半に向けてどんどん胸が締め付けられていくような感覚。素晴らしい作品でした。ご冥福をお祈りします。

ダニエル・キイスが亡くなったのか…「アルジャーノンに花束を」は今まで読んだ中で一番好きな本。10年ごとくらいに読み返すんだけど、読む年によって感じるものが全然違う。最後の一文なんて涙なしでは読めないもんなあ…幸せとは何かをつくづく考えさせられる本。謹んでご冥福をお祈りいたします。

「アルジャーノンに花束を」は、いままで生きてきた中で一番はじめから最後まで通しで読んだ回数が多い小説でした。失う悲しみと、それを経て尚得られるもの。私の人生に少なからず影響を与えてくれた一冊です。 また読んでみたい気持ちに駆られました。とてもつらいです。

いたるところで読むきっかけが作られていた

2002年に、ユースケ・サンタマリアと菅野美穂でドラマ化。舞台が日本に変更され、ストーリーも原作とはすこし異なる。著作権の都合でドラマ化の交渉に3年かかったらしい

「アルジャーノンに花束を」を知ったきっかけはユースケサンタマリアがやってたドラマだった。放送されてたのが2002年らしいから12年前。うちが10歳くらいの時。それでも物語の印象が強烈に残ってて、小学生ながらすごい話だなあって思ったの覚えてる。何が本当の幸せなのか考えさせられる。

1997年に公開された「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」。タイトルはアルジャーノンの映画からきている

旧劇エヴァを見て、"アルジャーノンに花束を"を読むという、当時のヲタ中学生の王道

氷室京介が1986年に出したこのアルバムは、「アルジャーノンに花束を」の影響を強く受けてつくられたとされる

「アルジャーノンに花束を」はウチら世代の例に漏れず氷室京介の影響で知った勢だけど初めて読んだ時の衝撃は今でも忘れられないな。ご冥福を

絶妙な"翻訳"がヒットのミソみたい

なんと…! アルジャーノンに花束を、は日本語訳が秀逸なのよね。チャーリーのデタラメな文章とスーパー頭脳明晰な時の文章がきっちり訳しわけられてて、ほんと綺麗なグラデーションになってた

アルジャーノンは、日本語表現の感じ方に感心した作品だったなぁ 「ぼく」、「俺」、「私」 なんかを使い分けて、読者が感じるイメージを変えてる

「アルジャーノンに花束を」を初めて読んだのは中1の頃だった覚えが。これを読んでいたからこそ、未だに「ひらがな」の特異性や重要性を大切に出来てるのだと思う。あの作品が日本で多く読まれたのは小尾芙佐氏の功績が大きいと思う。

今夜はまた読み返してみようかな…

「アルジャーノンに花束を」はたぶんまだ実家の自分の部屋の本棚にある。オレンジ色の装丁のやつ。久しぶりに読んでみたくなったな。

今日は実習の記録を手抜きで早く終わらせて「アルジャーノンに花束を」を読み返すのだ

図書室でアルジャーノンのラスト二行が思い出されてしまってなんか涙でてきた止まんない。恥ずかしや恥ずかしや。でもきっと今日家に帰ったら絶対に読み返すと思うんだ。あんなに素敵な読書体験は、たくさんの本に触れあっていても、ほんの一握りしかないから。

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turinbonnuさん



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