日常生活においてストックがなくなったら困るものは沢山あるが、トイレットペーパーもその1つ。日本が誇るウォシュレットが着々と普及し続ける一方で、やはりトイレットペーパーがないと落ち着かないという人も多いのではないだろうか?

というわけで、今回は海外サイトに掲載された『トイレットペーパーに関するトリビア26選』を紹介するぞ。これを読んで、トイレットペーパーのことならチョット詳しいと胸を張れるようになろう!

その1:トイレットペーパーが使われたという記録が初めて登場したのは、6世紀の中国でのこと。
その2:中国政府は14世紀までトイレットペーパーを大量生産していた。
その3:アメリカでは、1857年までパッケージされたトイレットペーパーが発売されていなかった。
その4: 世界中で使われるトイレットペーパーを生産するには、1日3万本もの木が切られることになる。
その5:木のトゲが混入していないトイレットペーパーを工場で生産することは、1935年まで不可能とされていた。
その6:トイレットペーパー会社「チャーミン」は、トイレットペーパーを使ったウェディングドレスのコンテストを毎年行っており、賞金は1万ドル(約100万円)。
その7:トイレットペーパーを初めて商品化したのは、アメリカの実業家ジョセフ・カエティ。シートタイプで、1枚1枚に自分の名前を印刷したという。
その8:アメリカ人の7%が、ホテルからトイレットペーパーを盗んだことがあるという。
その9:アメリカで1回に使用するトイレットペーパーの平均枚数は、8.6枚。
その10:中世では、トイレットペーパーの代わりに棒を使って拭いていた。
その11:トイレットペーパーの代用品として、お金持ちの古代ローマ人はバラの水をしみ込ませた羊の毛を使用していた。フランス王室は、レースを使用していた。
その12:他にも、干し草、トウモロコシの穂軸、棒、石、砂、コケ、麻、果物の皮、シダ、スポンジ、貝殻、割れた陶器などがトイレットペーパーの代わりとなっていた。
その13:現在、世界人口の約70〜75%がトイレットペーパーを使用していない。理由は、トイレットペーパーは高価であり、十分なパルプがないからだという。
その14:トイレットペーパーがぬれるとすぐに溶ける理由は、繊維がとても短く作られているから。
その15:国際宇宙ステーションでも、普通のトイレットペーパーが使われている。しかし、使用後は特別な密閉容器に入れられ、圧縮される。
その16:湾岸戦争時、アメリカ軍はトイレットペーパーを使って戦車をカモフラージュした。
その17:ジョニー・カーソンは、1973年にアメリカでトイレットペーパー不足を引き起こした人物。彼が冗談で「トイレットペーパーが品切れだ」との嘘の情報を流したところ、真に受けた多くの人が買いだめに走ったからだ。3週間も品切れとなった店もあったという。
その18:米ウィスコンシン州には『マディソン・トイレットペーパー博物館』があったが、2000年に閉鎖している。博物館は、世界中から集めた3000種類を超えるトイレットペーパーを所蔵していたとのこと。
その19:米国防総省では、1日平均666個のトイレットペーパーが使われている。
その20 : ビヨンセは、ポルトガルのトイレットペーパー会社『Renova』の赤いトイレットペーパーしか使わないと公言している。
その21 : ホラー小説『リング』などで有名な鈴木光司の作品が印刷されたトイレットペーパーが売り出されたことがある。
その22 : 1トンの紙をリサイクルしてトイレットペーパーを作ることで、以下のものが節約できる。
・17本の木
・約2万7000リットルの水
・約1700リットルの油
・約4kWhの電力量
その23 : 数独、紙幣、迷彩柄、暗くなると光る蛍光色など、様々な柄が印刷されたトイレットペーパーが世界には存在する。
その24 : 人間が一生の間トイレで過ごす総時間は、3年にもなる。
その25 : 5日間でトイレットペーパー1個を使い切る家が多いらしい。
その26 : 技術の進歩によって、リサイクル・トイレットペーパーもパルプ100%のものと同じくらい柔らかいと言われている。

参照元:Buzz FeedToilet Paper Encyclopedia(英語)
執筆:小千谷サチ
Photo:RocketNews24.

▼「チャーミン」主催のトイレットペーパーで作るウェディングドレスコンテスト 2013年