イスラム武装勢力、イラク最大の石油精製施設を攻撃

2014年06月18日 19:47 発信地:バグダッド/イラク

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イスラム武装勢力、イラク最大の石油精製施設を攻撃 ▲ キャプション表示

×イラク中部カルバラ(Karbala)で、武器を手に武装勢力と戦うイラク治安部隊に入隊する準備ができていることを示すイスラム教シーア(Shiite)派の人々(2014年6月17日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED SAWAF

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【6月18日 AFP】イラクで大規模な攻撃を続けるイスラム武装勢力が18日、国内最大の石油の精製施設を攻撃した。

 イラク政府や精製施設の関係者によると現地時間18日午前4時(日本時間午前10時)ごろ、首都バグダッド(Baghdad)北方のサラハディン(Salaheddin)州バイジ(Baiji)にある石油の精製施設が武装勢力に攻撃された。この攻撃で、貯蔵されていた精製油の何割かは燃えだした。

 前日には政府関係者がAFPの取材に、バイジの精製施設は閉鎖され、作業員の多くは退避した話していた。北部の広域が武装勢力に掌握されたため、既にバイジでは主要都市への石油供給は行っていないという。

 これまでのところ武装勢力への空爆を控えている米国は、イラク政府の治安部隊が武装勢力を撃退するとの見方を示す一方、イスラム教シーア(Shiite)派が多数を占めるイランはイラク国内のシーア派の聖地をスンニ派(Sunni)武装勢力の攻撃から守り抜くと言明した。(c)AFP/Prashant RAO

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