進行中の新製品発表イベントより。米Amazon.comが独自のスマートフォン Fire Phoneを発表しました。
(更新中)
Fire Phoneは片手操作に最適化した4.7インチHD画面、4コア2.2GHz プロセッサ、2GB RAM、32GBまたは64GBストレージなどを備えたスマートフォン。
・ユーザーの視線方向を認識して、立体感を与えるダイナミックパースペクティブUI
・カメラやマイクで実世界のあらゆる商品や看板、音楽、テレビの音声などを認識して、アマゾンの「1億点以上」のデータベースから関連情報を表示する Firefly機能
・背面の13MP / F2.0レンズ / 光学手ブレ補正によるカメラ機能
・24時間365日、すぐにサポートにつながる Maydayアイコンをいつでもアクセスできるクイックパネルに用意。
などが特徴の製品です。
アマゾンのPrime Instant Videoや映像コンテンツ、Amazon Musicとの親和性も強調されており、たとえば撮影した写真は Amazon Cloud Driveに容量無制限で保存できます。期間限定オファーとして、12か月分のAmazon Prime会員権つき。
(米国のPrimeは送料関係だけでなく、かなり豊富な無料ビデオライブラリや、音楽サービス Prime Music などが含まれています)
ほか9バンドLTE、5バンド3G UMTS、802.11ac対応WiFi (MIMO、チャンネルボンディング対応)、NFC、Bluetoothなど。
特徴的なダイナミックパースペクティブ機能。
ゲームでの例。このような画面を......
少し横から覗くとこのように奥が見える。
前面の四隅に画角120度の顔認識用カメラを備え、縦持ちでも横持ちでも、赤外線ライトで暗所でも正確に顔と目の位置をリアルタイム追跡する。
ベゾス会心のドヤ顔もトラッキング。
メガネやサングラス(おでこにかけるやつも含む)、薄い眉やヒゲ、髪型、影や帽子など、顔認識の障害は膨大な学習と洗練されたアルゴリズムで解決。
リアルタイムの顔トラッキング(顔と目の位置、方向、距離)ができる Dynamic Perspective SDKも開発者に本日より提供。システムレベルの機能として、アプリに導入できる。
米国ではAT&T独占。出荷は7月25日。
32GBモデルで2年契約199ドル。64GB 299ドル。
12か月分のAmazon Prime会員権つき。
AT&Tの Next プログラム(月額料金で支払うかわりに、2年縛りなしで頻繁に端末を乗り換えられるプラン)の場合は32GBモデル月27ドル。
AT&Tとの契約なしで購入する場合、アマゾンから32GB 649ドルまたは64GB 749ドルで購入可能。
(更新中)