今日の小学校は午前授業で、四男は給食を食べてすぐに帰ってきました。授業が早く終わる日は宿題も多いので「さっさと済ませなさい」と尻を叩いたところのさっこさんですこんにちは。今日の宿題は主に自主勉強なので(自主勉強が宿題っていうのもどうかと思うんですが)自発的にしなくてはならないぶん、だらけやすいんですよね。とりあえず宿題やり終えるまでちょくちょくチェックしなくては…。
さて、大阪生まれ大阪育ちの私と違い、息子達は生粋のうどん県育ちです。しかもかなり田舎です。どれぐらい田舎かというと、夫が同窓会に出席したときに「あんなところに住んでるの?」とバカにしたような口調で元同級生の女性に言われた、という程度の田舎です。ま、確かに周囲になんもないんですが。
そんな田舎育ちの息子達ですが、あまり都会に住みたいという気持ちはないようです。都会に憧れとか抱かないのは意外でした。若い子ってキラキラしたものに惹かれるのかと思ってたのに。長男が「ひとりで電車に乗るなんて無理」と高3らしからぬことをほざくので「そんなんやったら東京になんて住めんで」と返してみたら「東京なんて行かなくても生きていける」と言われてしまいました。まあそりゃそうなんですが。
長男曰く「あんな人だらけのところになんて住みたくない。人が多いことのメリットって言ったら身を隠しやすいことやけど、俺、追われるようなこと何もしてないからメリットなんてない」そうです。都会は犯罪者の巣窟かよwww
まあ長男の与太話は置いといて。田舎育ちで困るのは公共交通機関を使い慣れてないことです。車かバイクに乗れる年齢になるまでは自転車で移動するか、車に乗せてもらうかだもんなあ。
先日もこんなことがありました。次男が小学校の同窓会に参加したんですが、集合場所までは自治体が運行するバスで行かなければならなくて。そのバスのバス停が、下り方面にしか立ってないんですよ。上り方面には目印になるものはなんもないのです。で、次男をはじめほとんどの子達がこういうことをやらかしてしまいました。
要するに反対側でずっと待ってたわけですな。次男曰く「だってバス停のあるところに止まると思うやん!」って…いやいや、車は左側通行なんだからちょっと考えたらわからないか?結局、夫が次男と同じ失敗をやらかした子達も含めて車に乗せて集合場所まで送り届けました。義務教育終了してるのにバスにすら満足に乗れないなんて田舎育ちならではじゃないのか…。
なんかこう、年代だけじゃなく育った環境があまりにも違いすぎるので息子達と接していて戸惑うことが多いのです。それはそれで意外な発見があって面白くもあるのですが、意思の疎通という面で障壁になることはままあります。私の中の常識がガラガラ崩れてゆく、そんな感じですね。まあ常識なんて時代と地域によって違うものだというのが体感できたのは良かったのかもしれません。