蹴球探訪
英に逸材16歳「夢は日本のフル代表」
サイ・ゴダード(3月18日)
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【大リーグ】上原、メジャー50Sに「しょぼい」 初の3連投も20試合連続無失点2014年6月18日 紙面から ◇レッドソックス1−0ツインズ祝(?)メジャー通算50セーブ−。レッドソックスの上原浩治投手(39)は16日(日本時間17日)、地元ボストンでのツインズ戦で1−0の9回に4番手で登板。1イニングを三者凡退で終えて今季15セーブ目(1勝1敗)を挙げ、メジャー通算50セーブを達成した。日本人投手では佐々木主浩(マリナーズ)、斎藤隆(ドジャースなど)に次ぐ史上3人目となったが、時事電などによると、「そんなしょぼい記録はどうでもいい」。地区4位に甘んじるチーム事情もあって、浮かれることはなかった。 リードは最少。ツ軍は3番マウアーから始まる好打順。 「先発があれだけいいピッチングをして、(打線が)何とかもぎ取った1点。1番嫌なプレッシャーがかかる試合。本当にしんどい」とさすがの上原も口の中が酸っぱくなる展開。だが、そんなそぶりも見せず、淡々とクリーンアップを打ち取ってみせた。 首位打者に3度輝いている先頭マウアーは2球目のスプリットで泳がせ、平凡な左飛。続くウィリンハムはフルカウントから三ゴロ。「(カウント)3−1からのファストボールは危なかったぁ。ほぼ真ん中」(自身のブログ)と冷や汗をかきつつも2死までこぎつけると、過去5打数3安打(1本塁打含む)で「苦手意識があった」というモラレスも中直に仕留めた。 今季初の3連投で疲労も懸念材料だったが、終わってみれば20試合連続無失点。レギュラーシーズンのセーブが付く場面では昨年7月9日のマリナーズ戦から31戦連続セーブの盤石ぶりで、ファレル監督も球団公式ツイッターで「いつも通りのコウジ」と絶賛。通算50セーブには無関心だった男も「勝って良かった。その一言です」(同)と充実感を漂わせた。 そんな右腕の周囲がにわかに騒がしくなってきた。 地元局CSN(電子版)の番記者L・メローニが「上原トレード」を記事で提言。今季が契約最終年でオフにFAとなる守護神引き留めには年俸1500万ドル(約15億3000万円)のクオリファイング・オファーと同程度の大型契約が必要と想定。来季40歳の守護神には破格だが、今ならトレードで大きな見返りが得られるという。 現時点では同記者の持論だが、優勝戦線から脱落した球団がウエーバーを介さないトレード期限(7月末日)前に高年俸の主力選手を放出することはよくある話。勝率5割に満たない戦いを続けるレ軍が決断する可能性はゼロではない。 本人は「常に今年が最後と思って投げている」と来年以降には無関心だが、FAだった2012年オフに「一番必要としていてくれたから」と意気に感じて複数候補からレ軍を選んだ。その動向に、視線が集まりそうだ。 PR情報
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