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【プロ野球】

藤浪、自己最多13K 156キロは自己最速タイ

2014年6月18日 紙面から

12回裏2死一、二塁、サヨナラ打を放ったマートン(右)を祝福する藤浪=甲子園球場で(潟沼義樹撮影)

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◇阪神4−3日本ハム

 阪神がサヨナラ勝ちし、交流戦初の連勝で2位に浮上。9回に追い付き、延長12回2死から四球と安打で好機を得てマートンの二塁打で勝負を決めた。金田がプロ初勝利。日本ハムは9回に逆転したが増井、最後はカーターが崩れた。

 勝ち星はつかなかったが、阪神の藤浪は自己最多となる136球を投げて8イニングを1失点、そして自己最多となる13奪三振の力投。大阪桐蔭高の先輩、中田も寄せ付けなかった。

 立ち上がりは乱れた。初回、いきなり西川、村田に連続四球。しかし、1死後に中田をカットボールで空振り三振、続くミランダには一転、155キロの内角真っすぐで見逃し三振に打ち取った。その後も不安定な内容で再三ピンチを背負いながらも、力で押し切って5回の西川の三塁打による1点に封じ込めた。

 「数はいったけど、それぐらい投げる自信はあった。スピードも落ちてなかったし、指にもかかっていた。疲れはまったくなかった」。

 今季は幾度となくスタミナの課題を露呈していたが、この日は最後まで力を出し続けた。8回、ミランダの打席では134球目にして自己最速タイの156キロをマークした。

 「反省すべき点はあったけど、チームが勝ったのが一番。自分としてもそれなりに勝ちにつながるピッチングはできた」

 9回に守護神の呉昇桓(オ・スンファン)が2死無走者から、よもやの逆転を許して、自身の5勝目は消えてしまった。それでも交流戦最後の登板内容には納得、リーグ戦へ視線を向けていた。(中山隆志)

 

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