楽天は17日、胸椎の黄色靱帯(じんたい)骨化症などで先月26日から休養している星野仙一監督(67)の手術が成功したと発表した。球団によると、すでにリハビリを開始している。
指揮官の意向で、手術の日時と病院などは公表されていない。
厚労省の特定疾患に指定されている難病と腰椎の椎間板ヘルニアでチームを離れている指揮官の手術が無事終了。ユニホームに再び袖を通す見通しが立った。
星野監督から電話で報告を受けた立花球団社長は「元気な声を聞いて、ひとまず安心しました。一日も早い復帰を祈っています」とコメント。指揮官は当初、術後1カ月でグラウンドに戻る意思を示していたが、順調に体力が回復すれば、球宴明けの復帰が有力だ。
星野監督の休養後は佐藤監督代行に指揮が託されたが、5勝10敗と浮上のきっかけをつかめていない。4月19日を最後に連勝のないチームは、14日に3年ぶりとなる単独最下位に転落。コーチの配置転換を繰り返すなどチーム事情も混迷を深めている。
この記事を印刷する