【ＢＯＸ】江藤、８回大逆転ＫＯ！東洋太平洋フライ級王座獲得
2014年6月18日6時0分 スポーツ報知
◆プロボクシング ▽東洋太平洋フライ級王座決定戦 ○江藤光喜（８回２分５１秒ＫＯ）アーデン・ディアレ●＝江藤が新王者＝（１７日・後楽園ホール）
東洋太平洋フライ級王座決定戦が行われ、元ＷＢＡ世界同級暫定王者の江藤光喜（２６）＝白井・具志堅スポーツ＝が東洋太平洋同級２位のアーデン・ディアレ（２５）＝フィリピン＝を８回２分５１秒ＫＯで下し、王座獲得に成功した。戦績は１５勝（１１ＫＯ）３敗１分け。ディアレは２３勝（１４ＫＯ）９敗３分けとなった。
江藤は３回と７回にダウンを喫し、敗色濃厚だったが、８回に猛烈に追い上げ、３度のダウンを奪う逆転ＫＯ勝利でタイトルを獲得した。試合後は自力で歩けないほどダメージを被り、「まるで敗者みたい」と苦笑いしつつ「捨て身で行ったらパンチが相手のあごに入った」と胸を張った。劇的な勝利に「これがボクシングでしょ」と言い残し、病院に直行した。