事件警官が覚醒剤渡す? 「違法捜査」で公訴取り消し 静岡地検2014.6.18 08:54

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警官が覚醒剤渡す? 「違法捜査」で公訴取り消し 静岡地検

2014.6.18 08:54

 静岡県警の現職警官から受け取った覚醒剤を使用したとして覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴された30代の男性について、静岡地検は17日、公訴取り消しを静岡地裁に求め、認められた。地検の佐藤洋志次席検事は手続きを取った理由を「県警が違法捜査をしていた疑いが濃い」と説明している。

 地検によると、男性は4月に県警細江署の巡査部長、横山彰一被告(39)=17日に同法違反(譲り渡し)の罪で起訴=から譲り受けた覚醒剤0・1グラムを使用した疑いで逮捕、起訴されていた。既に地裁浜松支部が勾留取り消しを認め、釈放されている。

 県警によると、横山被告は昨年春から薬物捜査を担当していたが、薬物事件を摘発したことはなかった。県警は実績を挙げるために男性に覚醒剤を渡したとみて、薬物の入手経路などを調べている。

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