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グーグルも出資、起業を目指すデザイナー向けのプログラム「30 Weeks」

起業を目指すデザイナーが、NYの有名美術学校や、新興企業の創設者らから学べるプログラム「30 Weeks」が、9月から開始する。グーグルも出資している。

 
 
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TEXT BY LIZ STINSON
VIDEO BY 30 WEEKS
TRANSLATION BY RYO OGATA, HIROKO GOHARA/GALILEO

WIRED NEWS 原文(US)

HBOで最近始まったコメディードラマ『シリコンヴァレー』の主人公は、ぱっとしない外見のプログラマーだ。しかし、もし彼がデザイナーだったらどうだろう。

主人公がプログラマーだという設定は、シリコンヴァレー周辺のエコシステムを反映したものだ。しかし、これは最近のトレンドを見過ごしている。時代をリードする新興企業やビジネスでは、デザイナーの果たす役割の重要性がますます高まっているのだ。

デザイン的な思考は、多くのテクノロジー企業でますます大切な能力になっている。Airbnb社のジョー・ゲビア(日本語版記事)、Behance社のマティアス・コリア、Pinterest社のエヴァン・シャープなどのように、デザインを学んだ後、会社をつくって大きな成功を収める人たちも出てきている。

とはいえ、デザイナーから企業の創設者になった人の数は、相対的にいえばまだ少ない。新しいインキュベーター/スクールのプログラム「30 Weeks」は、この状況を変えたいと思っている。

30 Weeksは、グーグルと、一流のデザイン学校がコラボレートした30週間のプログラムだ。具体的には、ニューヨークにあるクーパーユニオンやスクール・オブ・ヴィジュアル・アーツ、プラット・インスティテュート、パーソンズ美術大学、そしてスウェーデンを本拠として米国や英国、シンガポールにもあるデジタル教育研修機関「Hyper Island」が参加している。

9月20日から、自分がもつアイデアをビジネスとして確立したいデザイナーたち20人が、このプログラムに入学し、ブルックリンのダンボ地区にあるコワーキング・スペースを拠点に活動する。応募は6月20日まで可能だ。

 
 
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