<同一人物>水俣病訴訟で医師に圧力をかけた室長&福島県外3県甲状腺検査の責任者~桐生康生という人
マコ:
高裁の段階で、
「この原告は水俣病です」と証言しようとしていたお医者さんに、環境省から圧力がかかって、
「その判定は下さないでくれ」と。
「その意見書は出さないでくれ」という要請がたびたびあった。
環境省がそのお医者さんに
「この患者は水俣病だっていうそういう証言はしないでください」って言いに行ってたのは、
2011年、平成23年の6月の話なんです。
(※<2>おしどりマコ&ケン3/9子ども信州ネットキックオフイベント(内容書き出し)より)
この環境省の圧力の話が、とても私の中では印象強く残っていました。
そして、おしどりマコさんが、衝撃の事実を調べて下さいました。
先日の講演で話されていた水俣病の裁判で医師に証言をするなと圧力をかけていた環境省の役人と、
福島県外3県(青森・山梨・長崎)での甲状腺検査を仕切っている人物が
なんと!!! 同一人物だったΣ(゚Д゚ノ)ノ おおぉぉぉぉ~
環境省で今回福島県外3県の甲状腺調査を実施した部署の責任者は桐生康生参事官。
そして、水俣病の関西訴訟・高裁で、医師に「水俣病ではないと証言してほしい」と
環境省が要請をして圧力をかけていたときの特殊疾病対策室(水俣病やアスベスト関連)の室長が
なんと!桐生康生氏だった。
マコさんのブログにくわしく書かれていますので、
ぜひそちらをお読みください。
甲状腺有所見率調査結果(速報)について(おしどりマコ)
そして・・・桐生康生サン・・・それはこの人↓
写真IWJ動画より:2012年12月18日東京都港区の原子力規制庁
「東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム第3回会合」
2013年02月19日 「東京電力福島第一原子力発電所事故による住民の健康管理のあり方に関する検討チーム 第5回会合」
こっちを向かない、ほとんど資料を見ているので正面の画像がありません><;
声を聞いてみましょう♪
書類の説明 2013年02月19日「第5回会合」
畑仲卓司氏(日本医師会総合政策研究機構 研究部総括部長)の質問に答えて
2013年02月19日「第5回会合」
こんなにどんどん、どんどん偉くなっていっている人のような話し方では無いように私には思えます。
なんか、自身なさそ~うな話し方に聞こえるけど…
第5回会合議事録がありました。音声部分議事録は続きを読むに(すごく苦労して)コピペしました。
※規制庁の議事録は嫌な感じ(◎`ε´◎ )!
一文字ごとに改行が入るように細工がしてあるファイルで、
文章を取り出すのに苦労しました。国の機関の議事録なんですから、
コピペフリーにしていただきたいものです。
ーーー
現在は
桐生康生 環境省 総合環境政策局 環境保健部放射線健康管理担当参事官
ですが、2012年9月以前は特殊疾病対策室長でした。
移動ニュース
【人事】環境省(2012年9月19日)
(2012年9月19日) 環境計画課長(文部科学省官房付、前独立行政法人科学技術振興機構参事役)岡谷重雄 >
環境保健部参事官(官房付)桐生康生 >
地球温暖化対策課長兼国民生活対策室長(地球温暖化対策課調整官)和田篤也 >
免兼環境計画課長総合環境政策局総務課長・米谷仁 > — TEL:03-3581-3351(代表)
ーーー
その時水俣病に関してのセミナーを開催していた彼の話の内容が書いてあるブログがありました
水俣病の教訓を次世代に伝えるセミナー
水俣病の経験を超えて・若い世代の挑戦
とき:2012年2月26日(日)13:00?16:30
ところ: 東京ウィメンズプラザホール (東京都渋谷区神宮5-53-67)
主催: 環境省
開催主旨説明 水俣病を取り巻く現状について
環境省 特殊疾病対策室長 桐生康生
(この日の動画を探しましたが見つかりませんでした)
日刊 * 味(み)海苔の実 minorinomi
↑のブログに、この日の感想が書いてありました。
↓以下、一部転記
驚き1:
このセミナーの目的を「正確な知識と情報を次世代に届けることが目的」と発言しつつ、
水俣病の概要説明では、原因企業チッソの名前が一切でてこなかったこと。
「チッソ」に変わる表現として「化学工場」「工場」という言葉を使っていた。
パワーポイントには「チッソ」の文字があったのだが、なぜ口にださない?
会場に、チッソ関係者が来ていたから遠慮したのだろうか。
驚き2:
水俣病に関する特別措置法による救済策を説明する際、
桐生氏が、「環境省としては救済と同時に“絆”修復などにつとめていく」と、
「絆」という言葉を使ったこと。
広域がれき処理の受け入れ自治体探しで乱用されている(と私が感じている)、あの「絆」である。
これまでに「絆」という言葉が、水俣病関連の説明で使われたことはなかった。
絆を修復するといっても、絆が結ばれていた過去があったのかも疑問だ。
驚き3:
水俣病の教訓について、予防を重視し、先手をうつことが大事だと発言していたこと。
未だに被害者とは司法の場では真っ向から対立している環境省である。
教訓を語る以前に、水俣病の総括も始められない状態ではないのか(水俣病は終わっていないからである)。
ー略ー
このセミナーの目的は、水俣病の正確な知識と情報を次世代に届けることが目的。(桐生氏)
正しい知識のみでなく、適切な知識を広めることが重要。(桐生氏)
具体的には
チッソという代わりに「化学工場」と説明。(桐生氏)
水俣病の救済策に「絆」の修復も加える。(桐生氏)
予防が大事。先手をうつ。(桐生氏)
当時の技術では、有機水銀(原因物質)の検知や分析が未熟と説明。(平田氏)
チッソは倒産以上の苦難を味わっていると主張。(平田氏)
――転記ここまでーー
水俣病:認定訴訟 医師に「虚偽証言を」、環境省が要請か
毎日新聞 2013年02月27日 東京朝刊
熊本県水俣市出身の女性(87)=大阪府=が水俣病患者としての認定を求めた訴訟の控訴審で、
「女性は水俣病」と法廷で述べる予定だった医師に
環境省が、認定申請を棄却した県側の判断は妥当と証言するよう要請していた疑いがあることが分かった。
医師が拒否したため出廷は見送られ、大阪高裁は別の医師による「水俣病ではない」とする意見書を採用した。
高裁は昨年4月、女性を水俣病患者と認めるよう熊本県に命じた1審・大阪地裁判決を覆して請求を棄却。
女性は上告しており、代理人弁護士は「国は虚偽証言をさせようとした」として
26日、医師本人が経緯を説明した文書を最高裁に提出した。
この医師は、千葉県市川市の国立精神・神経センター国府台病院院長などを務めた
神経内科医の佐藤猛さん(80)。
原告側が最高裁に提出した書面などによると、
佐藤さんは70年代、関東地方の水俣病の検診などに携わり、
環境省は11年6月、医師証人としての出廷を要請した。
佐藤さんが検診結果などを基に「水俣病」とする症例検討記録を提出したところ
同省職員らが何度も自宅を訪問。
「申請を棄却した熊本県認定審査会の判定が間違っていたとなるのは困る」として
「判定は妥当だった」と証言するよう要請したという。
佐藤さんは拒否。
同年9月に省内であった面談でも拒否後、接触は途絶えたという。
結局、佐藤さん作成の記録は高裁に提出されなかった。
判決後、佐藤さんが
「明確に水俣病と診断できる症例が否定され同情を禁じ得ない」と弁護団に訴え発覚した。
環境省は「要請した事実はない。係争中でありコメントできない」と述べた。
佐藤さんは「取材は受けない」としている。
女性は78年、県に認定申請したが棄却され、07年に大阪地裁に提訴。
亡くなった母親の認定を求める別の裁判とともに係争中で、いずれも国の認定基準の是非を争点にしている。
2件の原告と被告双方の意見を聞く弁論が3月15日、最高裁である。【西貴晴、石川淳一】
ーーー
マコさんが調べた桐生康生氏の経歴
(1965年・昭和40年生まれ、群馬県出身)
1996年(31歳)・平成8年4月 厚生省入省
1998年(33歳)・平成8年4月 環境庁環境保健部特殊疾病対策室(専門官)※水俣病
1998年(33歳)・平成10年4月 厚生省国立病院部政策医療課(課長補佐)
1999年(34歳)・平成11年10月 (財)医療情報システム開発センター(課長)
2001年(36歳)・平成13年7月 山梨県韮崎保健所(所長)
2002年(37歳)・平成14年4月 山梨県甲府保健所(所長)
2005年(40歳)・平成17年4月 国立がんセンター運営局政策医療企画課(課長)
2006年(41歳)・平成18年4月 文部科学省科学技術・学術政策局放射線規制室(放射線安全企画官)
2009年(44歳)・平成21年7月 厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課主任中央じん肺審査医
※アスベスト
2011年(46歳)・平成23年4月 環境省総合環境政策局環境保健部企画課特殊疾病対策室(室長)
※水俣病
2012年(47歳)・平成24年9月 環境省総合環境政策局環境保健部放射線健康管理担当参事官
ーーー
31歳で厚生省に入る前は
1995年度 群馬大学 / 医学部 / 助手に桐生康生さん研究者番号:80261832という方がいますので、
多分、1995年に医学部助手だった。
そして、厚生労働省でアスベストの仕事もしていた・・・!
その時の議事録がありました。
続きを読むにつづく
アスベスト
2010/06/22 第2回石綿による疾病の認定基準に関する検討会議事録
2 出席者
参集者:審良 正則、岸本卓巳、三浦溥太郎、宮本顕二、森永謙二
厚生労働省:渡辺輝生、桐生康生、幡野一成、柘植典久他
○桐生主任中央じん肺審査医
労働衛生課の桐生と申します。
先ほどから議論になっているところに関して、じん肺法上の肺機能障害の判定基準のところについては、
基準としては珪肺も石綿肺も同じ、全部カバーしたような基準になっているところです。
ただ、それぞれの個々のケースで見た場合には、
エックス線検査の所見の結果や、肺機能検査の所見、またはばく露歴、
そういったものを見て総合的に判断していくことになると考えておりまして、
そういう意味で岸本先生から言われたようなケース・バイ・ケースによる診断になっていくのかなと
考えているところです。
ーーー
東京電力福島原子力発電所事故に関し
国会及び政府に設けられた委員会の提言
のフォローアップに関する有識者会議(第2回)議事録
日時:平成24年12月25日(火)
議題:(1)関係府省からの取組状況ヒアリング(被災住民への対応、原子力規制組織・制度等)
桐生康生 環境省環境保健部放射線健康管理担当参事官室参事官
○桐生参事官
環境省の放射線健康管理担当参事官の桐生と申します。
資料5-1に基づいて御説明させていただきますが、環境省に対する指摘は2点ございまして、
放射線健康管理、除染に関係してございます。
まず私から健康管理関係について説明させていただきたいと思います。
1ページ、提言の内容といたしましては
内部・外部被ばく等の継続検査と健康診断、情報開示等々の御指摘をいただいてございます。
対応状況でございますけれども、まず制度的な面につきましては福島復興再生特措法の第4章に、
健康管理調査等の実施について規定されているところでございます。
予算措置でございますが、大きく3つございます。
1点目は福島県民の皆様方の健康管理を可能とするために、
昨年度の二次補正により782億円交付金を拠出して、
この健康管理について全面的に県を支援しているところでございます。
その内容でございますけれども、資料5-2-1をご覧になっていただきたいと思います。
福島県民健康管理調査の概要でございます。
大きくは1.の基本調査と2.の詳細調査と2つに分かれてございます。
1.の基本調査は事故発生当初の行動記録をもとにして、被ばく線量を把握するものでございます。
2.の詳細調査は大きく4つ分かれてございますけれども、
甲状腺の超音波検査や健康診査、こころの健康の調査、妊産婦に対する健康度調査、
そういった調査から成り立ってございます。
時間の関係もありますので詳細については省略いたしますが、
そういった健康管理を通じしまして長期の健康管理や不安の解消を図っているところでございます。
また、資料はございませんが、この事業の一環として
個人ごとに個人線量計をつけた外部被ばくの把握やホールボディーカウンター検査による
内部被ばくの把握等も継続的に行ってございます。
資料5-1の1ページにまた戻っていただきたいと思いますけれども、
対応状況の予算措置、2番目の○でございますが、今年度当初予算では7億円を拠出いたしまして、
母乳の放射能濃度の検査や聴覚検査を実施しております。
また、今年度の予備費でございますけれども、
放射線医学県民健康管理センターのための予算を拠出いたしまして、
県民健康管理調査のフォロー等、きめ細かなフォローを行うための拠点、
または情報発信を行うための拠点として整備していく予定でございます。
以上でございます。
○桐生参事官
遠藤委員(遠藤啓吾 京都医療科学大学学長)から御指摘の前者のほうの健康調査につきまして、
環境省から説明させていただきたいと思います。
福島県民健康管理調査、御指摘は長期の継続的な調査で予算の面はどうかということや、
またデータについて一元化について御指摘があったかと思います。
予算については、昨年度の予算、二次補正で782億円の基金を出しておりますけれども、
これは長期にわたる事業の継続が可能となるためということで計上しておりまして、
おおよその目安としては30年間の必要な予算ということで計上してございます。
もちろん、その予算計上以降、必要な経費等もございますので、
当初予測できなかったようなところもございますので、
30年後にはどういうふうになるかということがございますけれども、
その時々で必要な措置を講じるべきものと考えてございます。
あとデータについては、
個人線量計やホールボディカウンター等について各市町村や医療機関等で実施してございますが、
それらにつきまして福島県のほうでデータを収集しているところでございます。
特に今データのフォーマットとかは策定中と伺っております。
また、制度管理につきましても、
特にホールボディカウンターについて厚生事業というのを国のほうで行っておりまして、
市町村や民間の導入したところ等のホールボディカウンターの精度管理に
必要な構成等を行っているところでございます。
これは今年度の環境省の事業で実施してございます。
以上でございます。
○北澤座長 (北澤宏一 民間事故調「福島独立調査検証委員会」委員長、
前独立行政法人科学技術振興機構理事長 )
そうすると、先ほど言われていたデータの一元化とか、
個人の検査も含めて地方自治体にそれを環境省としては移譲してやっていくと
お答えになられたと思っていいですか。その予算を環境省のほうで考えていく。
○桐生参事官
はい。そうでございます。
データについては福島県内のデータを福島県民健康管理調査、
実際には福島県のもとに福島県立医大がやってございますけれども、
そこに情報を集めることになってございます。
以上でございます。
ーーー
音声部分。
議事録より
http://www.nsr.go.jp/committee/yuushikisya/kenko_kanri/data/20130219-kenko_kanri.pdf
○桐生参事官
では、環境省の桐生と申しますけれども、お手元の資料に基づいて御説明させていただきたいと思います。
まず、資料なのですけれども、この「環境省説明資料」という分厚い資料の7枚目ぐらいになるのですけれども、
初めのスライド番号で小さい字で書いてある23、24というページの裏側にあるページなのですけれども、
7枚目、「東京電力福島第一原子力発電所事故における初期内部被ばく線量の推計結果」ということで、
放射線医学総合研究所のクレジットになってございます。
右上に「環境省環境保健部提出資料」とございますけれども、
お手元を御覧になっていらっしゃいますでしょうか。
この資料のバックグラウンドですけれども、先ほど中村委員、また事務局から御説明がありましたように、
第1回の環境省からの現状の説明の中に、事故の初期の内部被ばく線量の推計について
現在行っている旨を触れておりますけれども、
その途中の集計結果が出ましたので、それを報告するという趣旨でございます。
もちろん今回の健康管理のあり方について、
検討するときの一つのベースになるというふうに思っておりますので、
情報提供をさせていただきたいと思います。
お手元の資料を御覧になっていただきたいのですけれども、
「環境保健部提出資料」という、右肩にあります、その下にございますけれども、
平成25年26月13日に第10回の福島県民健康管理調査検討委員会が開催されましたけれども、
そのときに放医研より提出された資料をここでは提供させていただいております。
中身については同じものでございます。
概要、このスライドのページに基づいて、簡単に説明させていただきたいと思います。
スライドの2にございますけれども、初期の内部被ばく線量の推計方法ということで、
1、2、3とございますけれども、
1が甲状腺のスクリーニング検査から甲状腺線量を概算したということで、
NaIのサーベイメータによる1,080人の検査結果、第1回目に御説明した結果でございます。
対象地域は川俣、飯舘、いわき市とございます。
従来、そういう結果が出ていたわけですけれども、
2番目として、ホールボディカウンターによる内部被ばく線量検査からヨウ素/セシウム比を決定して、
それで、ホールボディのセシウム値から甲状腺の線量を推計した。
この2番が今回の主なポイントになります。
3番は参考までに近い形なのですが、添えてございます。
2番について、中心に説明させていただきたいと思っております。
時間もないので、ページははしょりますけれども、
4ページ目が1番で述べた甲状腺のスクリーニング検査の結果ということでございますけれども、
3月15日の1回摂取というシナリオと連続摂取のシナリオで計算した場合に、
ここに書いてございますような分布になってございます。
99%以上が30mSv未満という値になってございます。
次のページ、5ページ目を御覧になっていただきたいのですけれども、
ホールボディカウンターの測定が2011年7月から翌年1月まで約3,000人測定されておりまして、
その結果は下の6番に書いてあるような分布でございます。
ただ、御承知のように、この時期に測定されておりますので、
セシウムは測れていますけれども、ヨウ素は測れていないということで、
このセシウムの値からヨウ素の量を推計するということを今回行っているものでございます。
右側のページ、7、8と推計のヨウ素/セシウム比の推計がございますけれども、
結論だけ申し上げますと、このデータの推計からヨウ素/セシウム比を3に設定しております。
右下に「3」とございますけれども、そういう設定をしております。
それをもとに、9ページにございますけれども、推計をした値がこの9ページに書いてある分布でございます。
それらの結果をもとに、ちょっ7と省略しますけれども、12ページにトータルでまとめたものでございます。
各地域の甲状腺の線量を90%タイル値ということで表示してございますけれども、
高い地域で、1歳児で、およそ丸めた数字で甲状腺の線量で30mSv、
そのほかの地域は20、10、または10mSvより低い値、そういった推計値を出しているということでございます。
念のためでございますけれども、次の13ページ、14ページでございますけれども、
13ページの結論の一番下にございますけれども、今回の推計はまだ不確かなものがございまして、
さらなる検討が必要とは考えております。
引き続き、この事業を推計していきたいというふうに考えているところでございますけれども、
一定の中間的にまとめたものが出ましたので、報告させていただきました。
以上でございます。
ーー
○中村委員
すみません、御所属をちょっと言ていただけますか。
○畑仲総括部長
日本医師会総合政策研究機構の畑仲です。
私、このシンポジウムに出なかったのですが、
意見として、比率をさらに検討する必要があるとの指摘が多数出たというようなことも聞いております。
だから、この3に決めたという、その辺の比率について、もっと大きな比率の実績値というのですか、
そういったものが大気中とか土壌とか、そういったところが出たと聞いているのですけれども、
なぜこの3に決めたのかというようなこと、その辺についてちょっとお聞きしたいのですけれども。
○桐生参事官
1月のシンポジウムの中で、ヨウ素/セシウム比について、いろいろ議論がなされたところでございます。
確かに土壌中や大気中、また、生体内に取り込まれた量、
この比がかなりばらつきがあるということで議論はされてございます。
3にした設定については、資料の7ページ、8ページにございますけれども、
基本的にはホールボディカウンターの測定値で、
ヨウ素とセシウムの比があるデータをもとに推計してございます。
資料の8ページにございます横軸ですが、ちょっと省略しますけれども、
横軸のほうに、飯舘村での測定値の結果から推計すると2弱~3.5ぐらい、
また、川俣では2~4ぐらいの推計値が出まして、
それをもとに、3ぐらいの値が適切ではないかということで設定しているものでございます。
様々な値がございますけれども、そのときに弘前大学の発表もございましたけれども、
やはりこの設定値を幾つに設定するかということでばらつきが出るということは承知はしてございます。
ただ、御指摘のように、大気中や土壌中の比をそのまま使うのが適切かどうかというと、
かなりの議論がそこはあるのかなというふうに考えてございます。
○畑仲総括部長
もう一つ、セシウムとヨウ素のいわゆる拡散の仕方が、
ヨウ素のほうがかなり揮発性が高いということで、大気中が多いという話だと思うのですけれども、
ヨウ素のほうの広がりとセシウムの広がりの方向性が違っていたのではなかろうかと。
この辺については、多分まだモニタリングポストの結果が出ていないので、明らかではないと思いますから、
浜通りの南のほうに拡散した可能性も十分考えられるということもあるので、
「3」に決めつけるのはいかがなものかと。
大気中が1対10とか、そういうことであれば、
1対3ということに決めつけるのはいかがなものかというような感じがしますけれども。
○桐生参事官
よろしいでしょうか。
これについては、確かにいろいろな御意見はあるかというふうに考えてございます。
最後の結論のところにも、多くの不確定さがあって
「更なる検証が必要である」というふうなことでございますけれども、
御指摘のようなことも踏まえて検討していくということは必要かと思っております。
ただ、そのシンポジウムの中で議論になった中で、やはり最終的には実測値に戻るものだろうと、
実測値をベースにやっていくということが基本になるだろうという御指摘がありまして、
かなりそういう意味では、実10測値と比較しながら検証をしていくというのが
重要ではないかというふうに考えてございます
ーーー
子ども甲状腺しこり福島県外で56.6%「福島の結果は原発事故の影響ではない」と環境省。
ならば過半数にしこりって…日本の子どもはどうなる!?
<1>「昼夜問わず放出してございます」おしどりマコ&ケン
3/9子ども信州ネットキックオフイベント(内容書き出し)
<2>「ちょっと人数が多くないですか?」おしどりマコ&ケン
3/9子ども信州ネットキックオフイベント(内容書き出し)
<3>「いろんなところに良い人と悪い人がいます」おしどりマコ&ケン
3/9子ども信州ネットキックオフイベント(内容書き出し)
第10回「県民健康管理調査」検討委員会2013.2.13 <質疑応答文字起こし・ほとんど全部>
<甲状腺がん>原発の事故の話しが無ければ、「原因不明の多発」です
3/6津田敏秀教授OurPlanetTV (文字起こし)
<甲状腺がん>
「今回の調査結果で過去に書かれた論文・発表が、かなり覆される可能性がありますが…?」
山下俊一氏質疑応答2/13(文字起こし)
<甲状腺がんの頻度>
「超音波検診」と「潜在癌」鈴木眞一氏質疑応答2/13(文字起こし)
新たに2人甲状腺がん7人に疑い「放射能の影響は否定」
福島県立医大鈴木眞一教授2/13
「 そうすると、もうすでに50人ぐらい甲状腺がんが出ている可能性がある」
2/20井戸弁護士→環境省→山田医師
ーーー
見た感じの印象では、
人の上に立つようなリーダー的な人物にも見えないし、
話し方にも人を引き付けるような要素を全く感じられないのに、
環境庁の参事官っていったら、ものすごく偉いんですよね??
水俣病やアスベストなどの公害問題に対して、
市民に補償をしないように頑張ってきた成果が認められているという事なのでしょうか?
甲状腺がんだって、原発事故が原因だと認めたら、賠償が大変なことになるから、
なにがなんでも原発事故のせいだとは認めたくない。
きっと、そんな過去の実績を買われての昇進なのでしょう。
数え切れない人数の、病気になった弱い市民を踏み台にして生きている…。そんな実績。
桐生康生47歳。
この人の心の中を覗いてみたい。
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テーマ : 情報の後ろにある真実
ジャンル : 政治・経済