救出された子ガモたち=広島県福山市内で2014年5月24日、菅沼舞撮影
広島県福山市内で24日、子ガモ7匹が親から離れて側溝に落ち、警察官が8人がかりで助け出した。無事親元に戻った子ガモたちは、元気よく用水路に戻った。
福山東署交番勤務の池田義紀警部補(45)が巡回中、通行人から「助けてあげて」と通報を受けた。側溝は深さ約1メートルだったが、子ガモはさらに深い水たまり部分に落ち、はい上がれずにいたという。
自宅ではインコを飼っているという池田警部補。約20キロの側溝のふたを持ち上げ、逃げ回る子ガモを1匹ずつ救出した。「殺伐とした事件もあるが、この事件処理は楽しかった」【菅沼舞】