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ゲームソフト制作会社の会長夫婦を起訴
6月17日 17時43分

ジャスダックに上場していた東京のゲームソフト制作会社の会長夫婦が、会社の決算を粉飾したとして金融商品取引法違反の罪で起訴されました。
妻は起訴された内容を否認しているということです。

起訴されたのは、ジャスダックに上場していた東京・世田谷区のゲームソフト制作会社「インデックス」の会長、落合正美被告(54)と、妻で社長の落合善美被告(48)です。
東京地検特捜部によりますと、落合会長らは、インデックスの平成24年8月期の連結決算で、実際にはおよそ6億円の赤字で債務超過の状態だったのに、2億円余りの黒字に粉飾したとして、金融商品取引法違反の罪に問われています。
関係者によりますと、インデックスは複数の会社と架空の取引を繰り返したり、債権を回収したように装ったりして利益を大幅に水増ししていたということです。
弁護士によりますと、善美社長は「決算の粉飾を指示したことはなく、粉飾の認識はない」などと起訴された内容を否認しているということです。
インデックスは、ゲームソフトの制作や積極的な企業買収で事業を拡大しましたが、去年、経営が破綻し、破産手続きの準備が進められています。

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