製作を依頼して渡したマウスとは別の細胞だった−。新型万能細胞とされる「STAP(スタップ)細胞」を培養して作製した幹細胞について、第三者機関による解析結果を16日発表した若山照彦山梨大教授の会見の主な一問一答は次の通り。
――STAP幹細胞はどんな細胞だったのか
「僕の研究室にいるマウス(由来)ではないということが分かっただけ」
――解析結果の感想は
「予想していた中でも最悪の結果。どうしてこういうことが起きたのか分からない」
――細胞の有無は
「あるという証拠を全て否定する結果となった。しかし、絶対に存在しないと言い切ることはできない」
――3月には細胞の存在を信じたいと言っていたが
「STAP細胞があれば夢の細胞だ。あってほしいと思うが、全ての解析結果がそれを否定している。だが、ないという証明はできない」
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