こんにちは、こんばんは、さくサクです。
弊社にもGoogle Glassが届いて、日々イジり倒しているウェアラブルについて紹介していきます。
そもそもウェアラブルって何?
衣服やアクセサリーに組み込まれることで、「心地よく身にまとうことができるコンピュータ」を指します。多種類のセンサーを搭載していて、スマートフォンなどの通信デバイスとワイヤレス(Bluetooth、Wi-Fi)接続できます。それによりリアルタイムに情報をインターネット経由で伝達し、いま必要な情報をインターネット経由で得ることもできます。
用途に応じてセンサーが搭載されており、所有者自身の「ライフログ」が形成されます。
ウェアラブルには様々なジャンルがあるので、それらを製品別に紹介していきます。
メガネ型
Google Glass (Google社)
人間の視覚とコンピュータの画面がシームレスにつながる。
・周りの世界を見ながら、視野の中にデジタル情報を重ね合わせて見ることができる。(AR「拡張現実」)
・Google Glassのビジョンは、ユーザーが好きであり必要ともしているデジタル情報に、この世界にいながらアクセスできるようにすること。
・開発チームは、Google X Lab
・「OK Glass」からすべてが始まります。
・現状ではグーグルが公式に認めた53アプリがMy Glassに掲載されているほか、非公式のアプリをリスト化したサイト「Google Glass Apps」では113のアプリが公開されています。
・日本では、キーバリュー社(代表取締役 伊藤将雄)が「Glassニュース」を開発しています。
Telepathy One [テレパシー・ワン] (Telepathy Inc.,)
テレパシー社長の井口尊仁氏(ARアプリ「セカイカメラ」を展開)。伝えたい気持ちを感覚的に、瞬時に共有できるようテレパシー・ワンが考案された。
・ディスプレイとカメラを搭載したデバイスで、目の前に5インチ程度の画面(プロジェクタ)が映し出されているように見える。
・ブルートゥースで他のデバイスと接続でき、メール受信、ソーシャルネットワークの更新確認、今見ているものを友人とシェアできるとされる。
Recon JET(Recon .Ca)
よりアクティブなユーザーに対応したメガネ型デバイス。汗をかく環境や激しい動きに対応。
・スポーツサングラス型のデバイスで全天候型。デュアルコアプロセッサ・WiFi・GPSに加え、高度計・加速度センサ・温度計などを内蔵している。
・カメラやマイク、スピーカーなども搭載しており、重量は60グラム。
MEG4.0(オリンパス)
日常生活で利用可能なウェアラブルディスプレイの試作機を開発。
・日常生活での長時間使用を想定し、小型・軽量、低消費電力を実現。
・Bluetooth搭載でスマートフォンなどとのワイヤレス接続が可能。
・独自光学技術により、ディスプレイと外界の両方の視界を確保。
・方位・加速度センサーを内蔵し、幅広いアプリケーションへの応用が可能。
MOVERIO(EPSON)
・実際の視界に重ねる形で画面を映し出すシースルータイプのAndroid 4.0を搭載スマートグラスで、単体でWebブラウジングや映像視聴ができる。
・スマートフォンと接続して画面を表示したり、ARアプリを活用し、現実世界の映像とディスプレイの映像を重ねて表示するといったことが可能。
J!NS M∃ME [ジンズ・ミーム] (株式会社 ジェイアイエヌ)
JINS独自の眼電位センシング技術を採用したセンシング・アイウェア市場を切り拓く次世代戦略商品。
・オフィスでの疲れや集中度を可視化する。
・ドライブ中の眠気をアラートする。
・フィットネス中の体のコンディションを通知する。
Google Eyes (Google社)
超小型なカメラをコンタクトレンズに埋め込み、瞬きなどのジェスチャーによってそれをコントロールする。
・開発チームは、Google X Lab
・カメラは制御回路とセンサーと共に動作する。センサーは、フォトダイオード、圧力センサー、伝導性センサー、温度センサー、電界センサー、マイクロメカニカル・スイッチなど。これらセンサー部分が眼球の位置と状態を判別し、それが他の機能に関するキーとして作用する。
腕時計型
iWatch(Apple)
iWatch concept design
・スマートウォッチとしての基本機能
・iOS8搭載、Siriによる音声コントロール機能
・フィットネストラッカー機能
・HealthKitとの連携による健康管理機能
・パーソナルヘルスレコード(PHR)との連携。血液検査、心拍数、水分補給、血圧、活動、栄養摂取、血糖値、睡眠時間、呼吸数などの情報を一元管理。
Moto 360(Motorola)
円形の大きな文字盤を採用しており、普通のファッションウォッチに見える。実際には、Google Nowなどのサービスが文字盤で利用可能なさまざまな機能を提供する。
・Android Wear 搭載
・Bluetooth LE 搭載。
・円形デザインは、男女の両方に訴求すること
・話しかけることができる。
・時間を知ることがいつでも可能。
G Watch(LG)
G Watchはスリープせずに常時オンの状態なので、普通の腕時計のようにいつでも時間を確認できる。「OK Google」と話すだけでGoogle のサービスを起動でき、そのまま話す(音声コマンド)で検索やメッセージ送信などもできる。
・Google Now、Google Mapsとの連携、リマインダー機能付き。
・時刻の常時表示(スリープしない)。
Gear 2 & Gear Fit(Samsung)
初代のデザインを踏襲したスクエアディスプレイのスマートウォッチ。前モデルと比較したGear 2の最大の特徴は、同社が主となり開発する「Tizen OS」を採用し、SDKを一般公開した点。様々なアプリの登場が期待でき、スマートウォッチとしての可能性も増す。
・心拍センサーを背面に搭載、フィットネス系ではGear 2だけで心拍データを測ることができる。
・スマートフォン通知連携は、GALAXYスマートフォンに表示されている通知項目は基本的に全て参照することができる。
・Bluetooth 4.0/LE 搭載
・アプリケーションは「歩数計」「エクササイズ」「心拍数」「タイマー」「ストップウォッチ」「睡眠」「端末リモート追跡」「通知」「メディアコントローラー」を搭載。
SmartWatch 2( Sony Mobile Communications Inc. )
スクリーン下部、「Back」「Home」「Menu」を示すAndroidキー記号が配置。SmartWatch 2は単なる腕時計ではなく、実際はモバイルコンピュータである。
・Xperia と連携することにより、情報の確認や簡単なメッセージの送信など、手元で様々な操作ができる。
Pebble Steel (米ペブル テクノロジー)
たくさんのアプリが動くオープンプラットフォーム。
・Eインクディスプレイ搭載
・3軸加速度センサー/防水機能を装備
・Bluetooth 4.0 / LE 搭載
・通知機能(電話・SNS着信)バイブ搭載
Qualcomm Toq(クアルコム トーク)
Toq は低消費電力の独自開発MEMSディスプレイMirasol 搭載。ワイヤレス充電 WiPower、AllJoynネットワーク対応、高音質ステレオBluetoothヘッドホンなど、クアルコムの技術を結集した製品。
・独自開発のディスプレイ技術「Mirasol」を搭載
・Androidスマートフォンと連動し、通知やコンテンツを表示
・AllJoyn 接続対応
・Qualcomm WiPower LE技術による無線給電
・2014年発売予定の高音質Bluetoothヘッドホンにも対応。
Mio Alpha(ミオ アルファ)
トレーニング時にチェックしたい心拍数を計測できるという腕時計。Bluetooth 搭載で iPhone とも連携でき、フィットネスアプリにデータを同期することができる。
・時計・ストップウォッチ・心拍数計である。
・2つのボタンでシンプルな操作感。
・スマートフォンと接続して、EndomondoやNike+Running、RunKeeperといった各種のフィットネスアプリと接続が可能。
・LEDと光学センサを用いて心拍をカウントする仕組み。
STB-1000(CASIO)
Bluetooth 4.0に対応した心臓モニターのほか、Abvio社製の「Runmeter」「Cyclemeter」「Walkmeter」といったアプリとともに使用して、距離やスピード、心拍数などの情報をリアルタイムで時計に表示することが可能。
・テキストメッセージや着信は、液晶ディスプレイにスクロール表示。
・iPhoneの音楽プレイヤーのリモコンとしても使える。
・カシオが提供するiOSアプリ「Watch+」を利用すれば、設定が簡単。
リストバンド型
Nike+ FuelBand SE(NIKE)
Nikeが提供する日常のあらゆる動きを数値化、記録できるリストバンド。数字は赤・黄・緑などの20個のLEDライトで表示される。活動を重ねるほど赤から黄、緑へと変化し、ユーザーのモチベーションの向上を図っている。
計測(活動量計)
Fuelとは、3軸加速度センサーが計測したデータと酸素消費量との相関性をもとに、Nikeが独自に作成したアルゴリズムによって数値化したもの。
・充電はUSB経由
・iPhoneアプリを使用し、USB、Bluetooth(4.0)経由でNike+のWebサイトにつなぎ毎日の活動を記録できる
・FacebookやTwitterなどのSNSでシェアすることが可能
・性別や体型に基づいて測定されるカロリーが異なる
・通常の使用ならバッテリーチャージが4日間は持つ
UP24(JAWBONE)
モーションセンサー内蔵のリストバンド。ウェアラブル端末・スマートフォンの専用アプリ・クラウド上のビッグデータ解析により、ユーザー自身を”バージョンアップ”できるシステム。
・Bluetooth 4.0の低消費電力通信規格Bluetooth SMARTに対応。(iOS/Android対応)
・専用のUSBケーブルにより、約80分で充電、最長で7日間利用。
・UP24と手持ちのスマートフォンを常に同期させておくことも可能。
Fitbit Flex(Fitbit Inc.)
「Flex」は歩数、距離、消費カロリーといった日々の活動量に加えて、睡眠時間や睡眠サイクルの記録も可能な、目覚まし機能も備えたリストバンド型の活動量計。
・歩数、消費カロリー、睡眠記録、体重や体脂肪率、摂取カロリーを確認できる。ワイヤレス受信。
ソフトバンク独自のデバイスとして提供。
・活動データをもとに、未来の自分の顔(の予測)が見られる「タイムマシン」機能がある。
SmartBand SWR10(ソニーモバイルコミュニケーションズ)
歩数や睡眠時間、音楽、写真、通話などの日常を記録。Lifelogアプリ上で、歩数などのデータが確認できる。行動パターンの発見や、未来の過ごし方、行動のきっかけになる情報を提供する。スマートフォン「WALKMAN」アプリ操作が可能。本体のセンサー部分をタップすることで、音楽再生/停止や曲送り/戻しなどの操作が行なえる。
Vivofit( ヴィヴォフィット)
画面上に表示される赤いバー。ユーザーが1時間以上動かないでいると、にょきにょき伸びてユーザーに動くよう促す。立ち上がってちょっと歩き回ればリセットされる。定期的に休憩をとって、体を動かしたり目を休めたりするのに良い。
・平均活動レベルをモニタリングしてくれる機能付き。無理な目標は設定されない。
AIRO(Airo Health .Ca)
AIROでは人間の動きをLEDライトで計測。摂取カロリー / ストレス / 睡眠 / 運動量 の4つのデータを計測。
Sensoria Fitness Socks(Heapsylon)
バーチャルコーチの機能が働く。ランナーたちが、より手軽にフォームの改善や運動量の管理ができるよう発案された。アンクレット端末には電池・加速度センサとBluetoothの機能が組み込まれ、スマートフォンとアクセスする。歩数・距離・スピードなどの他にも、足の体重バランスなども記録され「かかとに負担が大きな走り方」や「左足にバランスが偏っている」などといったことが把握できる。
ムーブバンド(ドコモ・ヘルスケア)
歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠時間の計測を記録することができ、Bluetoothを介してスマートフォンへデータを転送できる。転送したデータは連携アプリを使ってクラウドへアップロードされ、グラフ表示などで自分の活動記録をチェックすることができる。
・ムーヴというゲーミフィング機能でモチベーションが維持される。
指輪型
Ring(Logbar社)
・スマートフォンやテレビなどの対応デバイスを空中ジェスチャーで操作ができる。
・テレビやメール、お店の勘定など、あらゆるものを指先ひとつでコントロールできる。
Smarty Ring(indiegogoで出資募集)
本体が高級感のあるステンレスでできており、表示部分にはLEDディスプレイを搭載。また、小さなサイズなのにバッテリーは24時間も持つ。スマートフォンとの連携にはBluetoothを利用、Android端末とiOS端末の両方に対応。
Ringly (Ringly Inc.)
アクセサリ感覚で使える女性のためのウェアラブル端末。
・メノウ、エメラルド、ピンクサファイア、レインボームーンストーンの宝石から選べる。
・加速時計、Bluetooth、モーター、LEDなどが組み込まれている。
・スマートフォンと連携して、メールや電話の着信を光や振動で知らせてくれる。
MYO(Thalmic Lab)
Thalmic Labが開発している腕輪型デバイス。筋電位を読み取る技術を使い、手の動きによってさまざまなデバイスを操作できるリストバンド「Myo」。コンピューター、スマートフォン、ゲーム機、そして遠隔操作の装置を、簡単なジェスチャーで操作できるようにする装置である。
衣服型
Pancreum(Pancreum LLC – Palo Alto, CA)
血糖値の管理をより手軽でスマートにできる。コンピュータやスマートフォンと接続することで、リアルタイムのデータを活用しながら治療が行える。
hitoe( 東レ、NTT)
東レと日本電信電話(NTT)が、着るだけで心拍数や心電波形といった生体情報を取得できる機能素材「hitoe(ヒトエ)」を開発。両社は今後、「hitoe」を活用した生体情報計測用ウェアの商品化を推進する。
SmartWig (Sony)
米国の特許商標局に正式に出願された発明。携帯への着信などを知らせるバイブレータ、GPS、頭の前後左右に設置して進む方向を示すナビゲーション用バイブレータ、カメラ、超音波センサ、物理的なスイッチを含むさまざまな方式のリモコン、モーションセンサ、圧力センサ、レーザーポインタ、「装着した頭部とカツラの相対位置を検知するセンサ」つまりズレセンサである。
Melon(Melon社)
スマートフォンアプリと連携し、脳の動きをトラックすることで、あなたが今やっていることや環境、感情などの関係の中でいかに集中するか上手にアドバイス。ヘッドバンドで脳内のニューロンが発する微弱電流から脳波を計測しアプリで収集する。
foc.us(FOC.US LABS/ENG)
脳に電流を流す「tDCS」という技術によって、集中力や反応速度、学習能力を高めることが可能。研究によって、被験者の学習能力が2倍に増加することを確認している。頭部に電極を設置しバッテリーから電流を流すことで、脳神経に刺激を追加して神経細胞を興奮状態にする。
スポーツ
Armour39(アンダーアーマー社)
「意志の力」を数値化して管理。身に着けることでトレーニングをするユーザーの心拍数、消費カロリー、リアルタイムの強度、そしてアスリートのトレーニングを持続されるために「意志」を数値スコアで表示する。
Smart Tennis Sensor SSE-TN1 (SONY)
バーチャルコーチ機能。ラケットがボールを捉えた位置やボールの回転、ショットのスピードや精度などが分析できる。
・モーションセンサーを搭載。
・振動センサーは、ソニーのAV機器関連の音響解析技術を応用。
・フォアハンドやバックハンド、スイングの種別ごとにデータが分かる。
M-Tracer (EPSON)
ゴルフスイング解析機をゴルフクラブにつけると、スイングアークの軌道や、インパクトのスピード・角度が分かる。
・角速度と加速度センサー(慣性計測ユニット:IMU)を搭載。
・計測されたデータはスマートフォンに、Bluetooth で転送される。
・慶應義塾大学SFC研究所スポーツ・ダイナミクス・インフォマティクス・ラボとの共同研究に基づく。
・最新の運動理論「3次元二重振り子理論」にてゴルフスイングにおけるエネルギー伝達メカニズムを3Dで可視化、定量化を実現。
ペット
Whistile(ホイッスル)
ペットの歩いたり眠ったり走ったりといった行動をセンサーが読み取って端末に記録したものを、アプリに転送して保存・管理できる。設定した必要運動量の達成度をチェック機能もあり、飼い主はペットの健康状態を把握できる。
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いかがでしたでしょうか。
ここまで読破された貴方は、ご自身のガジェット魂に火が付いていると思われます。
GMO INNOVATORS 東 慶親 社長にも使い心地を確認していただきました。視線の先に未来を見据えています。
是非これを機に、「そろそろ、次の世界へ (GALAXY COPY)」行ってみることをおすすめいたします。
ちなみに私は、機種変更で、XPERIA Z2 にしました。
2014.6.17
さくサク(サノウラボ室長やってます)