さて、今日は一寸斧の話を
私のキャラ、長島源樹のメインアームは両手斧です。何故斧を選んだについては服装にて書いてあるように「メイスを最初選んでいたのだが、それだけだと軽すぎるので訓練場の片隅に転がっていた木を切るのに使う重い斧を使ったらそれが丁度良かった」という代物。
このような安直な理由で決めましたが、本来の交紗国の武器は世界観の中の交紗国の中にあります。
「武器は鋼鉄製の剣や刀や槍、飛び道具は長弓や投石紐。防具は細かい金属板を組み合わせたラメラー・アーマー(和風の鎧に近いもの)が用いられています」
基本的に和風なんですね。ただ、剣を用いられているのを見ると和洋折衷というか、和風と洋風を掛け合わせた物でしょうか。
では、そんな和風と洋風を掛け合わせた交紗国に戦斧はあったのでしょうか。答えを言うと「ありました」になります。
まず、和風の有名なところで「金太郎」が上げられます。「♪まさかりかついだ金太郎♪」という童謡で有名ですが、この「鉞(まさかり)」とは伐採用の大型の斧、まさに長島源樹の持つ両手斧がそうですね。この金太郎、将来的には源頼光の四天王の一人「坂田金時」になります。他にも武蔵坊弁慶の七つ道具に「大鉞(おおまさかり)」があります。
ただ、金太郎も武蔵坊弁慶の七つ道具も実在が疑われていますが……
では、史実はどうだったのかというと、南北朝時代で鉞は活躍していました。力自慢の将兵が使っていたようです。もっとも、主に使っていた将兵の名前は伝えられていないのが残念ですが……。その後、機動戦術の発展と共に重い鉞は徐々に廃れ、次第に従卒の工具になっていきました。
では西洋ではどうなのでしょう。実は西洋の方が戦斧が一般的でした。こちらは主に傭兵を初めとした兵士の方に運用をされ、厚い西洋の鎧をたたき割るのに非常に有利だったと言われています。
さて、そんな斧の話をつらつらと書いて来ましたが、いかがでしたでしょうか。これからも長島源樹をよろしくお願いします
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