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今回は前回のPart2です。グロースハッカーとして、ユーザーの継続率を挙げていくことはとても重要なことで。そのことについて詳しく書かれていた、Growth Hack Proの”21 User Retention Tactics You Need To Know“というタイトルで実際の例を踏まえて詳しく書かれていました。とても興味深い部分が多かったので著者の、Jacek Blautさんに許可をいただいて翻訳しています。

Part1はこちらにありますので見逃した方はこちらを読んでください:
グロースハッカーが知っておくべきユーザー継続率改善戦略Part1

(2014年5月30日にJacek Blaut氏によって書かれた、“21 User Retention Tactics You Need To Know”の翻訳記事です)


目次

 

11. アカウントを削除するユーザーからも最後まで学ぼう

すべてのユーザーを維持し続けることは不可能です。必ず、何人かのユーザーは離れていってしまいます。ユーザーが離れてしまうときでさえ、どうやれば彼らがサービスから離れていってしまうことを止めるられる方法を見つけられるかのいい機会だと捉えましょう。ある状況では、あなたはユーザーに対して無料のサービスを提供したり新しい機能を紹介していると思います。たとえそれがうまく行ってなくてもそこから学べることはできるだけ学びましょう。離れていくユーザーに対して何があなたのサービスに足りないのか?どこを改善するべきなのか?などの理由を聞いてみましょう。そしてその情報をもとに改善していきましょう。HubSpotはこの点においてとても優れていて以下にアカウントを削除する際に表示する動画があるのでぜひチェックしてください。この動画の中ではユーザーに対してサービスのアカウントを削除するのはしょうがないけどいつまでも友達でいようと言っています。

動画リンク:www.youtube.com/embed/Lt8p0_Cp76c

 

12. リマーケティングについて

リマーケティングの考えはもう一度サイトに戻って来てもらうためのもので、ユーザーの継続率を上げるもっとも有名な方法です。これはとても効果的でかつ一般的な広告よりも安くできます。なぜならば、すでにサイトを訪れた人だけに表示するからです。またこれはよりメッセージを見直すいい機会にもなります。

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13. コミュニティを作る理由

ユーザーとの継続的なコミュニケーションをとるすばらしい方法は彼らが話したり合ったりできる場所を作ることです。あなたの業界のエコシステムをつくり、コミュニティーを活発にする方法です。この点において参考になるのがHubSpotとMozによって作られたinbound.orgです。これはとても便利なコミュニティーでマーケターが記事を共有したり、質問をしたりすることができます。また別の方法としては、Yelpのようにコミュニティーをうまく促進させる方法がある。ひとつ上の方法だが実際のイベントなどを開催してその場で個別的に関係を築くこうすることでネットの世界でも関係をを継続させることができる。

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14. ゲーミフィケーション

サービス内に競い合うライバルがいるということはすばらしいユーザーのサービスの継続率をあげます。ポイントを集めたり、ランキングの中で友達に追いつこうとしたり、ある共通の結果に貢献したりさせたりというこです。例えば LinkedIn ではユーザーのすぐれた仕事などに対して他のユーザーがその働きを保証したりできる機能があります。こういったシステムもユーザーが多くの保証をもらうために頑張り多くの時間を使いプラットフォームから離れる可能性をできるだけ減らそうとするものである。こういった例はいくつもあり画像のようなFoursquareによるmayership機能、codeacademyのバッジなどが挙げられます。

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15. ユーザーに感謝することの重要さ

ユーザーと良い関係を築くことはユーザーの継続率を高めるもっとも簡単な方法です。もっといい方法の一つはユーザーに対して個別にコミュニケーションを取るということです。あなたのサービスが初期の頃はユーザー数がそこまで多くないので個別にコミュニケーションをすることは簡単です。例えあなたがCEOであっても個別にユーザーとコミュニケーションをするための時間をとれることはとても素晴らしいことです。しかし、しだいにサービスの規模が大きくなってきた場合、あなたはおそろく最も効率よくユーザーとコミュニケーションをする方法を選ばないいけないと思います。たとえシンプルなメールの効果が抜群であってもよりクリエイティブな方法でユーザーとコミュニケーションを取る方法がいいでしょう。例えば、以下の画像のようにTシャツを送るのはどうですか?

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16.Twitterでどんどん発信していこう

たとえあなたのサービスが優れていてもユーザーがあなたのサービスをいつでも使ってくれる保証はありません。時々他のものの優先度が高くなったりほかのことが原因であなたのサービスのことを忘れてしますかもしれません。ユーザーにあなたのサービスを忘れさせない方法はソーシャルメディアで発言をすることです。個別に関係を築くことに関してTwitterは優れたツールでしょう。なぜならば、これはとても簡単にできるからです。ユーザーごとにメンションを飛ばして簡単なあいさつを返すだけでもいいです。

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17. 数字をユーザーに見せる理由

人はある経過をみたりするのがとても好きです。これはオンラインのサービスにも当てはまります。現状の情報をユーザーに与えることは人間の心理学的にいいことです。ではどのようにすればいいのでしょうか?もっとも簡単な方法の一つはユーザーに数字やグラフを見せることです。その際に数字等は覚えたり共有することがより簡単ものがいいです。もしあなたがこのようなサービスをすでに提供している場合、彼らがどのように彼の上司や周りの人達に共有するかを考えるいいでしょう。この点においてSlideShareやTwitterを見るとこれらのサービスはマーケターが見たり毎日追っていくための数値を提供していたりします。

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18. サイドプロジェクト

最も成功した企業は補足的なサービスから構成全体のエコシステムを提供し、独立したサービスを提供してません。あなたは、おそらくGoogleやAppleを運営してないと思います、これらの企業は優れたロールモデルでです。加えて、中核のサービスはユーザーのエコシステムのより重要な一部になることができています。どのようなツールやサービスをあなたのユーザーが便利なのか、彼らから学んで作って行きましょう。一度あなたがこのようなサービスを持てば、それを別のものとして進めるべきです。そうすればユーザーはあなたのサービスを混乱することなく使用することができるでしょう。HubSpotはこの点でとても優れています。

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19. ブラウザーの拡張機能を使う

一定の洗練と進化は、ユーザーの継続率に不可欠です。同様にあなたの製品を拡張する新機能を追加するなどはいい例です。検討するべき一つのアイデアは、ブラウザー·ウィジェット/エクステンションを作成することです。このような機能は、ユーザーががより簡単に製品を使いそれを習慣化させることができます。この戦術はすべてのものに適用可能ではありませんが、少しの創造性の驚くべき結果をもたらします。例えば、製品のアドオンの仕事はあなたがそれらをに期待していないなかったことを証明。この点においてBufferが良い例です – 彼らの拡張子を使うことで簡単に記事などを共有することができます。

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20. APIを使用してユーザーを流入させる

別のサービスとの連携がユーザーを獲得するための方法で、ユーザーの継続率をあげることができます。もしあなたがユーザーに最大の便利性を提供していたらユーザーはよりあなたのサービスを使うようになります。ユーザーが使用してる他のサービスと連携させれば彼らの生活はより快適にできるでしょう。もしその方法をしらない場合は、ユーザーにどういったサービスを普段使用しているかを聞くといいです。その後、あなたのサービスがZapierやIFTTTの中の一つに入るでしょう。

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21. 実現できないことを言ってはいけない

過大な約束はユーザーに登録ボタンをクリックさせます。しかし合理的な期間内にユーザーに届けられないこと以上のことは約束してはいけません。また準備ができていない機能や利点について言及したほうがいい。革命を起こせるような機能の実装がすんだとき、過大な約束をしてユーザーを落胆させるよりもあなたはユーザーをいい意味で驚かすことができる。そして、ユーザーはよりあなたのサービスに訪れるようになるでしょう。また、ユーザーがサービスに満足すれば友達にも勧めるでしょう。もしユーザーに過大な約束をして発表した機能がそれを下回った場合はこんなことは起きません。

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以上が“21 User Retention Tactics You Need To Know”の翻訳記事の後半です。これで記事のすべてを翻訳し終えました。ぜひPart1とPart2を合わせて読んでみてください。ここで取り上げた内容はシロクのサービスの中で実践して、その結果についてもブログでまとめようと思います。 Part1はこちらにありますので見逃した方はこちらを読んでください: グロースハッカーが知っておくべきユーザー継続率改善戦略Part1