ホーム
修理金額の目安 お支払い方法
修理参考写真
修理記録 NX70液晶改造
一部修理方法を公開しました
修理方法を公開しました2
  
 

ホームページ 移動しました

クリックしても移動しない場合はアドレスコピーして下さい

修理挑戦者向け スキルがあれば安価に修理できる場合があります。 

一部修理方法を公開いたします 不良部品箇所も掲載しましたので スキルのある方であれば

非常に安価で修理できると思います あくまでも当方で過去に経験した非常に多い不良箇所

です 御覧頂いた方のノートが必ずしもこの部品とは限りませんので 当方では保障はしません

参考としてください 又一切の保障と結果保障はしませんので

必ず自己責任で おやりください。 うまく治ると良いですね

修理用のコンデンサー部品を探しています教えてくださいとのお問い合わせが多いです 当方で使った修理コンデンサーを オークションで出品しています 良ければ!! http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/niwa_glamour?  

SHARP PC-WE50N バックライトが点かないが表示は出ている          1段目

SHARP PC-SV1-7DD  電源を入れるとすぐに落ちノート             2段目

DELL Inspiron 1520  全く電源が入らない(AC側の ランプが消える)      3段目

DELL Inspiron 1510  全く電源が入らない(AC側の ランプが消える)      4段目

HP NX6120  電源か全く入らない 手前の通電ランプも点かない           5段目

DELL  Inspirion  9300  全く電源が入らない(AC側の ランプが消える)     6段目

Gateway  MT6836  電源ランプも何も付かない 起動もしない                7段目

HP  Pavilion  9000  DCコネクター部のランプは点くが 何の反応も出ない       8段目

東芝 PAPX820 全く通電しない                                 9段目

NEC ノートで 電源は入るが起動しないもの 要望が多かったので掲載します     10段目

SONY VAIO  VGN-FS32B 全く反応なしランプも何も点かないもの           11段目

HP タブレットPC TX2005 通電の全くしない物                      12段目

DELL XPS M1330   ACを本体に挿すと電源ランプが消える                 13段目

ビデヲチップ不良の一部のトラブルの修理方法を公開します かなり危険で        14段目        乱暴な方法ですが 回復しているケースが多いので 参考程度で 見てください            東芝 コスミヲF40/86、Gateway W340AU、SONY VGN-C71B当多数を治しています

HP  Pavilion  dv6000 ビデヲチップ不良                          15段目

IBM LENOVO G560  突然電源が全く入らなくなった                     16段目

PC-LL550WG6R 昨日様問題なかったのに翌日には全く電源が入らなくなった      17段目


1段目

良くあるバックライト切れかと思ったら バックライトもインバーター基盤も正常 マザー側からインバーター電圧が上がってこない不良です この機種には多いマザーボードインバーター電圧回路    コンデンサー飛び &ヒューズ飛びです 修理方法を掲載いたします                   お約束ですが 自己責任でおやり下さい 結果についての責任は一切負いません


  シャープ      PC-WE50N     バックライトが点かないノートですが  この機種はバックライト管不良やインバーター基盤不良はほとんど無いノートです 多くはマザー側インバーター電圧回路不良です。   確かめる為に    裏のCPUカバーを外します。                                                                           


裏のカバーを外したところです     CPUファンそばに  液晶コネクターが在ります       そのそば左端に  (P)の刻印がある  緑の小さな部品が  インバーター基盤用 ヒューズです  これが切れていれば インバーター基盤電圧回路の部品不良でヒューズが飛んでいることになります。


先にヒューズの修理をしましたが   本来は一番最後にして下さい      このままで通電すると AC側の保護回路が働いて通電しません 何の反応も出なくなります


表側のパームレストを外したところです 左側CPUファン のそばに目的の回路が在ります。


左側の斜めに3つ 並んでいるコンデンサー その上の2つのコンデンサーが目的のコンデンサーです       ほとんどが斜めに 3つ並んでいる   左よりの2つの内 どちらかが飛んでいます 導通テスト 見た目で判断下さい。


当方で治したうちの8割がC43コンデンサーでした ごく稀でしたが2割ほどが C30コンデンサーです       今回も C43コンデンサーがパンクしてショートしていました 


不良コンデンサーを外して 導通テストをしている所です  導通がなくなっていれば 他には不良部品は無いと判断していいです。


本来の物より大きい容量のコンデンサーと交換しています。         付けた後にも導通テストをして間違いなく導通が無くなった事を確認下さい (コンデンサーは導通テストをすると一瞬は導通音が出るのは正常です    5秒以上音が出続けると他にも不良があるか付けたコンデンサーの不良と思ってください)


裏基盤の液晶コネクターそばのヒューズを修理したものです このヒューズは最後に修理した方が良いです    反対側の不良コンデンサーを見つけるときに探しやすくなります       (コンデンサーC43に導通が在り他は導通が無い場合はC43コンデンサー 他のコンデンサーにも導通版のが在る場合は C30コンデンサーが飛んでいる事がほとんどです)

ヒューズは 私は抱き合わせ修理をします 3Aの糸ヒューズを這わせています 糸ヒューズは手に入らないので 車のガラス管ヒューズ3Aの物を用意してカラスを割り中の糸ヒューズを取り出し   修理に使っています 張り替えてもいいと思いますが 剥がす際に周りの小さい部品に影響を及ぼすので やっていません。


修理後仮組で点灯確認しているところです。 この機種のインバーター基盤をケースから剥がす際に インバーター基盤を破損させる事がよく在ります両面テープでケースにがっちりついていますので片側から持ち上げて取ろうとすると真ん中で折ってしまいます  先にパネルを外しナイフを差し入れて上手にはがしてください 手間お惜しむと大事になります。


 無事復活したノートです この型番ノートはほとんど今回の不良でバックライトが点かなくなります 設計上の問題と思います      何十台か治していますが みな同じ場所の不良です。



2段目


SHARP PC-SV1-7DD   電源を入れるとすぐ落ちるノート この機種に多い不良です


このタイプのノートですが よく電源ボタンを押しても一瞬ランプが点いてすぐ消えてしまう 起動しないという物    小さな部品一個交換で治る事が多いです          修理完了後の写真です


液晶部分とパームレストを外した状態です この状態で不良部品が交換可能です


基盤中央部    電解コンデンサーにはさまれた小さなコンデンサーチップが目的の部品です


見えずらいですが PD505の部品番号があります     この部品がショートしていて起動不良を起こしていることが ほとんどです  テスタで両端の導通をはかり 導通が在ればまず間違いありません。   外してみましょう  この部品は極性があります 白い枠の左側少し太くなっている方がプラス  部品も線のような模様がある方がプラスです よく覚えておいて外してください


外した部品の導通を計り 導通が在れば不良部品と成ります


基盤側も計り    導通がなくなっていれば 他には不良はありません    同等部品と交換すれば 修理完了です。          この部品は極性があります プラス  マイナスを間違えないように付けてください。 

交換部品は 同じ部品番号の物を用意するのが 建前です 見つからない場合は 多機種のマザーから部品取りも可能です 電源回路についている同じ形の大きさも同じものだと 代用可能です   交換後元通りに組上げた所が最初の写真です この機種 同じ形の兄弟機の定番不良で かなりの台数この修理で復活しています。



3段目 

DELL Inspiron 1520  全く電源が入らない(ACのランプが消える)                この機種は AC電源側のパイロットランプが消えるかが重要なポイントと成ります            AC電源を コンセントに指すと グリーンのランプが点きます ノートに刺しとこのランプが消える    症状が出るものは 今回の物に該当します。


修理完了後の写真です 無事に起動で消えて 犬も喜んでいるように見えます


このグリーのパイロットランプが重要と成ります       コンセントに刺すとこのランプが点灯します これをノート本体にコネクターを刺した瞬間にランプが消えると今回の不良に該当します一旦消えるとコネクターを抜いても点灯再開しません    コンセント側を抜いて少しおいてからコンセントを刺さないと点灯再開しません ACアダプターの保護回路が働いた物です       4段目も同じになります


定番ですが 分解をしないと直せません 手間を惜しまずがんばりましょう


基盤を取り出し裏返したところです目的の場所は左下角にあります。


このコンデンサーのどちらかが飛んでいる場合がほとんどです 今回のは写真でもはっきりとわかると思いますが 下側が飛んでいました。


不良部品を外して導通反応を確認します 又この状態でAC電源のコネクターを指すとランプが消えなくなるはずです もし消える場合は他にもパンクしているコンデンサーがあることになります 目を凝らして探すしかないです。          対応コンデンサーと交換して組上げたのが 上の写真となります。



4段目

DELL INSPIRON 1510 電源も入らない ACが上と同じ症状を示す物


修理後の起動写真です 上と同じような物ですが マザーの形状が違い不良箇所も違っています


これはこのままでも修理は可能ですCPUそばのコンデンサーが目的部品です


左手前にある部品が目的部品です


これも比較的わかりやすいパンク症状が出ています  色が少し変わっているところが爆裂を起こした後です   コンデンサーの上に出ていますので判りやすいですがほとんどの場合は基盤側の面に出ますその為両サイド面の基盤側に出た本のわずかな色の変色を豆に探すしか在りません    かなり微妙な色の変化を探しますので 結構大変です

部品を外し ACを付けてみるグリーのランプが消えなくなるのを確認し 交換部品を付け直し 組みなおしてのが上の写真となります。


5段目

HP NX6120 全く電源も入らず 手前の通電ランプも点かないケース


HPのNX 6120電源入らず     手前の通電ランプがACを指すとグリーに点灯するノートですがそのランプも点かない物は今回の不良が多いです



液晶部とパームレストを外した上体で修理できます ヒートシンクファンそばに写真のコネクターが見えます そのそばのコンデンサーか飛んでいるのがほとんどです。  稀ですが右側に見える3個の斜めに並んだコンデンサーが飛んでいる場合もあります(この場合は今検査しているコンデンサーもほとんど飛んでいます 2個駄目になっていると言う事です) 


ほぼ8割は C57のコンデンサー一個の交換で復活します 不良部品を外して この状態でAC電源を指してみます 手前の通電ランプが点き この写真の右側ほほうに3個のインジケーターランプが在ります 3秒ほどでこのランプが一瞬つきます(このマザーがランプが点いた時点で起動再開しています ヒートシンク等が点いていないので 確認したらすぐに 電源コネクターを引き抜きます) 


正常部品と交換して組上げたところです 



DELL INSPIRION  9300  全く電源が入らない(AC側の ランプが消える)

AC電源のパイロットランプが 本体にACを指したとたん消える 定番の物が限定ですが最近     同じ不良箇所のノート4台立て続けに治しましたので このマザーの定番かもしれませんので     乗せていきます。


電源か全く入らない9300です キーボードを外したところですが 定番ですがこれから分解して マザーを引き出す作業をします。


目的の部品はマザーを引き出して裏側になります



二個並んでいるコンデンサーが目的の部品です 交換した後の写真ですので 実際の部品は左に1個見えるコンデンサーと同じ大きさの物が二個ついていたものです 大きめのコンデンサーと交換しました (同一サイズの物が在庫切れのため) 


PC50とPC51を交換しています このマザーはこのマザーは明らかな爆裂痕が出ないようです 不良部品を探すのが大変難しいマザーです    両方交換しておくのが無難です。    コンデンサーの良し悪しは上の例を参考にして下し 導通音が合ったものが 音が出なくなっていれば 正常に戻ったと思ってください。


組み立て後起動が正常に戻ったのを確認したところです


7段目

Gateway  MT6836  電源ランプも何も付かない 起動もしない  

上級者向け 不良が出るコンデンサーが定まっていません 自身で一生懸命探すしかない物です


ACをさしてもなんの反応も無く パワーボタンを押してもどこにもランプも点かず反応も出ない物です このノートは同じ症状でIC不良で復活しないものが在ります    半々の可能性と思ってください。


定番ですが分解の準備をします このノートはキーボードを止めている隠しねじが2箇所あります ドライバーの下部分と 右側ヒートシンクを外した下にあります 外し忘れないようにしてください。


コンデンサー飛びなのかの 簡単な検査方法です   ヒートシンクを外して奥に見えるコンデンサーの両端を測り 導通していれば どこかのコンデンサー飛びと判断して良いです。


マザーを引き出します 右上の黒いシールが張られている部分を注目しておいてください  この下に コンデンサーが 何個か付いています 要注意コンデンサーです。


 今回のは割とわかりやすかったですが このコンデンサーが飛んでいるのは珍しいです   最初に最初にコンデンサー不良の検査をしてくださいと言ったコンデンサーが飛んでいました。 多くはした写真2枚のうちのどれかのコンデンサーが飛びケースが多いようですが定まっていません 色々な所が飛ぶマザーと思われます。


よく飛ぶ候補の写真 裏側基盤 PC34


よく飛ぶことが多い候補 黒いビニールテープの下に在る6個のうちの一個が飛んでいるケースが多いです どれとは限りません


修理完了後の写真です


最近3台立て続けに修理した例ですが上記の型番ノートでコンデンサー飛びも無く導通検査でも問題が無いのにまったくマザーに電圧が確認できなかったものですが コネクターにも見た目問題が無いのですがコネクター根元のパターン配線が切れていることがわかりました    どうもこの基盤は切れやすいようです 黄色いコネクターの真後ろのプラスピンには電圧19Vが確認できるが 黄色いジャンパー線の手前のリセットヒューズには3V程度しか電圧が確認できない場合はパターン配線が切れています 本来は19Vが確認できないと成りません写真のようにジャンパー配線を施せばすぐ復活します(コネクター側のジャンパー線取り付けは出っ張り過ぎないようにしてくださいパームレスト金属部と接触ショートを起こす場合があります出っ張りすぎていたら削る当の処置をしてください) DCコネクターに遊びも無く見た目まったく問題ないように見える為気づきづらい不良ですが 最近3台立て続けに在りずっと以前にも同じ不良がありましたので このマザーはなりやすいようです 全く通電もしない物はコンデンサー検査の後は この部分を確認してみてください。


8段目

HP  Pavilion  9000  DCコネクター部のランプは点くが 何の反応も出ない       


PAVILIONシリーズはよく不良が出るノートです 多くはビデヲチップ系回路の不良で修理不能となるケースが多いのですが  コンデンサーパンクのケースもありますので コンデンサーパンクであればラッキーと思ってください。


このノートは電源コネクターを指すと青いランプが点きます ですがパワーボタンを押しても何の反応も無い どこにもランプが点かないノートが コンデンサーパンクのケースが多いです。    パワーボタンを押してそのボタンの周りに青いランプが点く インジケーターランプに青いボタンが点いて その後何の反応も出ないケースのものはビデヲ系不良の場合が多いです・。    あきらめのケースです


定番ですが分解が必要です このノートはマザーを引き出すのが大変面倒です 分解後の検査で判ったのですが今回は結局写真の状態で修理ができましたが 不良部品を探すにはやはり引き出さないとなかなか見つける事はできないと思います。


不良部品です 下のほうがわずかに色が変わっていてパンクしているコンデンサーです  外してみると 基盤側の導通反応はぴたっと収まりました  交換すれば復活となります。


キーボードをめくるとすぐに見えたコンデンサーでした   この部分であればキーボードをめくるだけで修理ができました。 後から判ったことですが 分解するだけでえらい苦労をしたノートです ヤレヤレ~~


キーボードをめくるとど真ん中にこの写真の部分が見えます          このコンデンサーが飛んでいるのであれば 大変楽な修理ですが このノートは 関連コンデンサーが裏表かなりあります 探すのが 大変なマザーです。


デザインの良いノートで ハイスペックノートです 復活するとすごいラッキーなノートですね。


9段目

東芝 PAPX820  全く通電もしないノートでした DCコネクターをさすと コネクター付近でバチとショートをするものでした



ノート側コネクターにDCコネクターをさした途端にバチと火花が出てショートしている事を疑わせる状態でしたがコネクターのプラスとマイナスの導通を計ると 反応が出ず良くあるマザー側コネクター部分のショートや基盤焼けでは無いようですリセットヒューズ以降のショートで保護回路が働いている物と思われます  定番ですが分解してマザーを引き出し検査するしかない物と判断


分解の為裏のねじや蓋を外していたらミニPCIカードスロットそばに付いているコンデンサーの片方がパンクしているのを発見    見事に判り易い状態でパンクしていましたので かなりラッキーと思い 早速交換してみました



上のコンデンサーが見事にパンクしています 不良部品を外し導通検査してみると 反応が完全に消えています 他には不良部品は無いようです  試しに部品を外した状態で通電して電源を入れてみました 無事ロゴ画面が上がってきたので 正常部品と交換すれば完了となります。


念のため上下2個のコンデンサーを交換しています


無事起動再開し本体正常に戻っています          今回はラッキーな事に本体を分解せず裏蓋を外しただけで部品交換が出来ました関連コンデンサー他にも沢山在ります 基本的には マザーを引き出し検査しないと 不良部品は見つからないと思います        又この場所のコンデンサー検査をすれば 電源系回路のコンデンサー飛びの判断は出来ると思います(導通反応があればどこかのコンデンサーがパンクしていると判断できます  マザーを引き出し目を凝らして不良部品を探してください)


10 段目

NECでよくある 電源は入るが起動しないノート 要望が多かったので載せます             型番が限定されますのでお気をつけ下さい。 下記写真のようなノートです。


NECノートで 電源が入りファンが回る音がするが起動はしないというのがよく
在りますが下記のように 液晶下に 黒いインジケーターランプが在るタイプは
下記のコンデンサー交換で復活する可能性が高いです
ジャンク修理の入門機としては最適の機種と思います オークションでこの機種の
ジャン品がかなり安く出てくるようになりました 電源ランプが点いてファンが回るが
起動してこないと言う物は 多くがこのコンデンサー不良です
挑戦される方の参考に如何でしょうか 
(お問い合わせが大変多いので 公開いたしますが自己責任でお願いいたします





LL7*06~7D や LL9*06~7D系 サブ基盤ロングタイプ
VY18やVY20やVY22もこのタイプのマザーです。
業務用の黒いタイプの 同じ系統のマザーとなります

 

このタイプは 回路1,2,3 のどれかが飛んでいるケースが多いです
主に回路2が多いです
各回路の導通試験をして 不良回路を確認しその回路内の赤矢印コンデンサーを
全て外し もう一度基盤側のコンデンサー端子を導通試験をして導通が無くなれば
OKです 新しいコンデンサーを取り付け 回路ヒューズが飛んでいますので(FU部品)
抱き合わせ修理をして下さい。これで起動は回復するはずです
出来れば 1,2,3回路の 矢印コンデンサーは全て新品と交換する事をお勧めします



1の拡大写真





2の拡大写真





3の拡大写真

 



コンデンサーが焼けていて 基盤にもこげが在る場合は
焼けたコンデンサーを取り外し 基盤のこげた部分は削り取り処置をします
二層目基盤が在りますがこのマザーは結構大きめに削っても影響が出ない事が
多いです 少しでもこげた黒い部分を残すと 通電するとそこから焼けが広がり
使えないマザーになってしまいます
参考写真 コンデンサー8個ほどが激しく焼け 基盤もかなり焼けていた
マザーです 


一部裏側に貫通するぐらい下刷りとっています。
これでも起動は回復しています コンデンサーをはんだ付けするパターン
配線はよく覚えて置いてください 半田のりしろも削り取られ針金で
配線しなおす事がよく在ります。
削り取りには私はハンデールーターを使っています。




 




当方で使っている 道具ですが ルーターはガラス細工などで使う4000円ほどの物です
はんだこては 30W~120Wまでの可変式を使っています 基盤半田は溶けにくいものが
多いです 30W~60W程度ではうまく解けない、付かない事があります
HAKOの可変式が一番使いやすいです 4000円程度でした
テスターは3000円程度の安物です 2万もする高級品は微細反応まで拾ってしまい
なんでもない回路まで導通反応がでる事が在り使えなくて道具箱に眠っています  (写真の文面は無視してください  オークション用に作成した写真を転用しています。)



 


下記はVY22マザーでのお問い合わせ実例です 
上段のLL7*06~7D や LL9*06~7D系 サブ基盤ロングタイプ
と同じマザーになります
Dカードデバイスが付いていないだけのマザーです
今回は 回路2のヒューズが飛び この回路のコンデンサーが飛んでいる
物と思います まず ヒューズを修理してください (直結修理でも構いません)
赤い線が入っている 4個のコンデンサーを外して下さい(ラジオペンチで
コンデンサーを横に倒すよぷに取って構いません) 取った痕の半田のりしろを綺麗に
ルーター等で処理してください(半田かすが残っていると 取り付け時にうまく半田が乗りません)


コンデンサーを外して ヒューズを修理したら 仮検査で
マザーを簡単に仮組みして 電源を入れるとマザー本体は起動を開始します
(私は メインマザーにサブ基盤 スイッチ基盤 を付け外付けモニターにて
電源を入れて NECのロゴがでるとすぐにACを引き抜いてしまします
ヒートシンクも ファンの付いていないのでこれぐらいが限界かと思いますが
ヒートシンク、ファンをしっかり付けた状態であれば OSの起動まで確認できます 


コンデンサーが付いていなくても起動には関係ないという事です
外したコンデンサーを新しい物に交換して 組み上げれば修理完了となります
回路1や 回路3のコンデンサーが飛んでいても同じ容量で交換します
出来れば 写真 1  2 の赤い印のコンデンサーは全て新品に交換する
事をお勧めします 一ヵ月後ぐらいに交換しなかった別回路のコンデンサーが
飛ぶケースが結構多いです。
コンデンサーの検査は テスターで導通モードで両端を計り 導通音が5秒以上
成り続ける時が不良が在ると判断できます ただしその回路内に一個でも不良
コンデンサーが在ると回路内の全てのコンデンサーが導通反応が出てしまします
本当の不良コンデンサー一個を見つけ出すには かなりの経験が要ります
見た目と回路判断で探すしかありません テスターでは見つけられません

 
 


新しいコンデンサーを取り付ける要領は 綺麗にしたはんだのりしろ部分の
片方に あらかじめはんだを少々乗せておき ピンセットでコンデンサを近づけ
乗せてあった はんだをこてで溶かしながらコンデンサーを置くと簡単に
コンデンサーが基盤にうまく付きますその後反対側をはんだ付けすると
大変楽につけられます。フラックスは必ず散布してください。

 

NEC LL7708D PEN-M タイプマザー サブ基盤ショートタイプ ( 写真後ほど掲載します)


このマザーだと 写真の 回路1が飛んでいるはずです (電源が入りファンが回るが起動しない)
まず 1回路内のコンデンサー4個の 導通を計ってください(テスタ導通モード音が出る状態にセットし4個とも音が出るはずです)音が出る場合は4個ともコンデンサーを外してください   矢印の先に離れて一個付いています 見逃しの無いように 又このコンデンサーは稀に黄色い電解コンデンサーが付いているときがあります セラミックコンデンサーに交換可能です 外した後の基盤側
両端端子を導通テストすると音は出なくなっているはずです(この状態であればOK)
新しいコンデンサーを付けてください。 Fと書かれた部品がヒューズです 導通を計ると音が出ないはずです
(ヒューズは音が出ないと切れています) 抱き合わせ修理をして下さい 糸ヒューズを持っていればそれを
配線し 無ければ ビニール線の芯線をばらした細い線1本を這わせてください(役7A相当になります)
導通で音が出るようになれば OKです これで起動は再開するはずです 8割の確立
もし通電していてファンが回るのに起動しない場合は CPUの発熱確認 発熱があれば 残念ですが再起不能と成ります。    



又起動してしばらくして通電もしなくなる場合が在ります子の場合は再度分解 回路2のコンデンサーを計ってくださいこの回路は反対側(表側にも共通回路があります)スイッチ基盤コネクターそばにL字型に3個のコンデンサーがあるはずです 白い長方形の部品がヒューズと成ります。
合計5個のコンデンサーを交換し ヒューズが切れているはずですので 同じように抱き合わせ配線修理して下さい、 このタイプマザーでは 3回路と4回路は飛んでるのを見たことが有りません
たぶん問題ないと思いますが 念のためコンデンサーの導通試験はしてみて下さい
なおコンデンサーの導通試験は2~3秒は導通音が出る場合が在ります これは正常です
5~10秒以上音が出っぱなしになるときは不良回路と判断してください。
又 CPU真裏やそばのコンデンサーは CPUが付いている時には導通反応が出る回路がありますCPUを外して確認してください。




又同じショートタイプでも コンデンサーの並びが微妙に違うタイプがあります 少なくても3種理いは在ります 考え方は 最初の サブ基盤ロングタイプと同じと考えてください 
回路1と 回路3のグループわけが変わるだけですが 表側(CPUが乗っている側)
のスイッチコネクター根元に 3個付いているマザーと さらにその下少しはなれたところに
2個付いたタイプのマザーが在ります よく不良が出る部分です 必ず交換してください見落としの無いように 良く探してください。     写真の説明文                                                   青い丸部分のコンデンサーは交換しません 殆ど不良が出たことが無い回路です           赤丸部分&矢印のコンデンサー(白い紙テープの下のコンデンサー)は 交換してください       又ひっくり返して スイッチコネクター側の3個のコンデンサーは必ず交換してください         よく不良となるコンデンサーです。                   

LL7708D マザー ひっくり返して表側にも交換必要コンデンサーが
付いていますので気を付けてください。

電源部のコンデンサーが激しく焼けた  回路3


赤線 AとBが重要になります この配線が焼けるとか削り取りの際に断線させるとお釈迦になります 1コンデンサー(C282)が焼けると Aの配線断線の危険が高くなります基盤側のこげを処理する際に A配線部分だけは触らないように注意して削り取りをします(もしA配線の下までやけが広がっている場合はあきらめます)この部分は 多くはダイオード D34に向かって焼けが広がる傾向にあります基盤を上手にめくり 焼けを処理する事が多いです又コンデンサー2が激しく焼けると IC Q33の足(青線2)まで広がる事が在りますこの場合は 足2本を持ち上げ こげ部分を処理して シャンパー配線で R282に繋いでしまします青線5も同じ事ですが こちら側が焼ける事は無いと思います(グラインドですから) 青線4端子が焼けるとやはりあきらめマザーとなります。 

基盤が激しく焼けて パターンをめくった場合は 基盤処理をして めくったパターンを元に戻してコンデンサーを付けることが多いと思いますが 私はそうはしません めくった部分を基盤処理して絶縁テープを張りこげていないほうの端子に先に半田を載せコンデンサーを付けてしましますその上で めくったパターン配線を少しずつ戻しコンデンサー反対側に 基盤から少し浮かす様にはんだ付けします (めくった基盤を綺麗に戻してその上にコンデンサーを載せてはんだを付けると基盤ショートを再発させる事がしばしばあります めくったパターン配線は少し浮かせるように戻すのが コツかと思います


 写真2 滅多にない不良ですが1回路、2回路、3回路 何処にもショートが無いのに まぜかショート信号が出ることの無い赤丸1から コンデンサーショート信号が出てい全く起動しないケースがありますこの場合は 赤丸2のIC部品を調べてください 青足Aと 青足Bの間にショート信号が在るはすです 針などを使い 青足A側4本を全て浮かし も一度 A.B間を計り シトーと信号が出ている場合は このIC部品の不良です 交換すると起動再開します赤丸1にショート信号が出た場合は 殆どがこのIC飛びです回復不能の同じマザーから部品取りして直すしかないです。尚このIC部品は 同じ働きの物は1基盤に2個しか付いていませんもう一個は 回路2のメモリースロット側についている物が同じ部品となります別マザーに成るとICの頭に書いてある部品記号が変わる場合がありますが同じ場所についている部品は 同じ働きをします 交換可能です。 


SONY VAIO VGN-FS32B 全く反応なしランプも手前の通電ランプも点かない物        コンデンサーパンクのケースが半分ぐらいの可能性であります わりと簡単に交換出来るので     公開いたします。


修理完了後の写真です          このタイプのノートで ACを挿してパワーONボタンを押しても何の反応も無くランプ類も一切点かない不良ノートが結構在りますが6~7割がコンデンサーパンク不良のケースが在ります2~3個交換で治るケースが多く裏のカバーを外すだけで交換できかなり簡単な作業で回復します。
 


裏のカバーを外した所です       目的の場所はヒートシンクファンを外したら見やすくなります。


ドライバーの先に見えるコンデンサー2個のうち片方が飛んでいるケースが多いです テスターで導通検査して良し悪しを確認してください 導通音が止まらなければどちらか片方が飛んでいます 2個とも交換することをお勧めします       こちら側の回路コンデンサーが飛んでいるケースが半分い所湯ですが 稀に上記のコンデンサー以外に見える5個のコンデンサーと下段の写真に見える回路のコンデンサーが飛んでいるケースが在ります


上段の5個と写真の6個写真には写っていないですが 左側のもう3個コンデンサーが並んでいますこれ等が一つの回路として導通反応が出る場合が在ります ドライバ先の6個のうちのどれかが飛んでいるケースが一番多かったですが回路としては14個のうちのどれかのコンデンサーとなりますよく見て探すしかないです


上と同じ写真ですが 修理後の完了写真です かなりの台数今回のケースで復活していますが全てが必ずコンデンサー飛びとは限りません     全く別なIC部品不良と言う物も在りましたのでコンデンサーの導通検査で度通音が出っぱなしになるかをまず検査してみるのが良いかと思います。


12段目

HP タブレットPC  TX2005 通電も全くしない物


タブレットタイプで  大変使いやすい  ノートですが 起動しないと言うトラブルが多いノートでも在ります       ACコネクターを挿すとコネクター部分の青いランプが点くタイプですがこのランプが点かない症状の物が今回の不良と同じ状態の可能性があります   基盤上のコンデンサー部品不良かもしれません


このACコネクターを挿すと 本来は5枚目に写真のように コネクター周りに青いランプが点くのが正常ですが   全く点かない状態のものが退場です。


定番ですが基盤を引っ張り出し 早速検査して 基盤表裏に導通音が出るコンデンサーを20個ほど確認しこれの中のどれかが飛んでいるのが不良の原因と判断し 不良コンデンサー探しに入りましたが当方が拡大鏡でじっくり探しても不良コンデンサーが特定できないほど微細な不良トラブルのようです 最終手段として導通音が出るコンデンサーを一個ずつ外して検査するしかないのでとりあえず定番の 主要電源系回路のコンデンサーから 外す事にしました 写真右上のバッテリーコネクターが在る付近と基盤裏側に磁気コイルが    二、三個並んでいる付近はそれに当たります この辺りから検査していくしかないですね       幸い 今回は写真バッテリーコネクター近くの一個が飛んでいました。


右側に2個並んでいるコンデンサーを外した時点でマザーからの導通音が消え 2個のうちのどちらかが不良だったことが確認できました  注意外したコンデンサーを導通検査してもいいのですが 外したショックでコンデンサー自体は検査しても導通音が出なくなるケースが在ります 必ず基盤側で導通音が出ていた部分を計り治し導通音が消えたことを確認してください           この状態でACコネクターを挿してみてコネクター周りに青いランプが点くはずです 少なくても電源系は回復した事が確認できます。


正常なコンデンサーを付け替えたところです。


組み上げて判った事ですが 無線ランカードを外した下に今回の不良箇所が在りました これだと分解しないでこの状態でも修理できたなと思いましたがあくまでも今回のがたまたまそうだっただけかも知れません 参考程度にしてください    少なくても このマザーがコンデンサー不良なのかの判断は出来ると思います 横に8個のコンデンサーが並んでいますが真ん中の2個は導通反応は出ませんが左右3個ずつは導通反応が出ました 反応が出ると言う事はどこかのコンデンサーがパンクしていると言う判定が出来ると思います。


正常に戻るとACを挿しただけで 青いランプが点灯します 後は他に異常が発生していなく無事に起動してくれることを 祈るのみと成ります


無事画面が上がってきてほっとしています タッチ画面も反応して結構使いやすそうなノートですね。

13段目

DELL XPS M1330 AC側のランプが消える


AC電源を本体に指すと AC電源側に点いていた青いランプが消えると言う物です マザーボードのコンデンサー飛びが疑われます  このノートでは本体電源ボタンが青く光るがその後全く反応が無いという不良も多いのとですこの場合は残念ですがコンデンサー不良では在りません別な不良です 下記の 14の不良の可能性も在ります。


目的の場所は場所は マザーを引き出し裏側になります 下の写真の右上隅に当たります   見てすぐ判るようにコンデンサー手前側がパンクショートしています      外して交換すれば修理完了となります。          注意 コンデンサーパンクは 紹介した場所が多かったのは確かですが 此処は問題なく他のコンデンサーが飛んでいるケースも沢山あります    まず導通検査をして印をつけておきじっくり不良コンデンサーを探すしかないです 写真様な判りやすいパンクは怱々無いです。


不良コンデンサーを外し とりあえず検査でAC電源を付けてみました ACアダプター側の 青いランプが消えずに問題ないことを確認して 正常なコンデンサーと交換しています。


修理完了組み立て後 無事起動再開を確認しています。

14段目

ビデヲチップ不良で 基盤との接点不良が結構多いのですが これの修理方法を公開いたします   本来は 高価な専用機器を使いチップ修理するのが筋ですが 高価な専用機器を用意するには   当方のような 零細業者では無理ですので安価な道具を工夫してやる方法を公開いたします    当方では 焼き鳥修理と呼んでいます かなりアバウトで危険な方法ですので あくまでもご自身の判断でおやり下さい お釈迦マザーにする可能性がかなり高いです。                   ビデヲチップの接点不良のみに有効です チップ自体の不良や張替えには役立ちません


使う道具を紹介します 右から 市販のかすバナー(1200円でした)    先端部に30㎜ の金属パイプを取り付けています(ガス炎を当てるのではなく 炎で暖められた高温の空気をチップに当てるのが目的で付けました) 2番目 大工道具で使うクランプと言う部材を押さえ固定する道具です 先端部をグラインダーで加工しています(なるべく腕の長い物を選んだ方がいいです大きなマザーでも挟み込めますので)1600円

3番め スチール製のコーヒー間を5センチほどで上下を切断した物 下の方ペンチでつまみ チップのおおきさにあわせてすぼめています又クランプがあたる部分を切り欠きしています 余計な部分に熱が逃げないようにするのが目的です。 台所のアルミホイル、 両面テープ等を使います      別途 温度を測れる複合テスターを用意していますがあまり役に立たず気休め程度です。



クランプの上部先端を ビデヲチップのコアーの大きさに合わせてグラインダーで削って加工しています    クランプはビデヲチップを上下で挟み込み基盤に密着させる為に使っています この修理で一番肝心な部分となります        この修理はいかにチップを基盤に密着させ熱を加えられるかにつきます。但しかなり微妙です抑えすぎるとはんだボールがつぶれて完全に壊してしまします 最近のノートはチップ固定用の樹脂が四隅についていますこのタイプだと 無理して抑える必要はありません そのままで熱処理をしたほうが失敗が少ないです。


今回修理した   東芝コスミヲ F40/86  黒ケース 基盤にビデヲカードがついているタイプのものです      4台修理依頼があり 2台は電源投入後 ピーのエラー音がしてその後反応無し 1台はエラー音もです電源ボタンが青く光るのみで反応無し もう1台はたまに起動するが BIOS画面で縦線無数に出て  典型的なビデヲチップ不良の4台を今回の方法で全て正常に戻しています  このほかにも Gateway W340AU、SONY VGN-C71B を同じ日に同様の方法で起動再開させています。


写真上側のビデヲカードが目的部品です。


ビデヲカードにアルミホイル巻きます  ビデヲチップの周りに両面テープを張っておきアルミホイルを巻くと熱風が当たっても ホイルが浮き上がる事が無いです。


カッターでチップ部分をくりぬきます


クランプでチップを挟み込み ある程度の圧をかけておきます かける圧力は微妙ですが勘でやるしかないですね 基盤側への圧着力が掛かっていないとせっかく暖めてもはんだがかえって浮いてしまう現象が出ます。


コーヒー缶で作ったカバーを載せ 熱風を吹きかけます  私はチップ側から暖めています 反対の裏側から暖める方もいますが 裏側には小さな部品が付いていて 風圧で部品が飛んでしまうことが在りまず チップ上にも小さな部品が付いていますが こちら側は風圧ではなかなか飛ぶ事が無いのでこちら側からやっています


ガスバーナーで3分から4分ぐらい 熱を加えていますが  炎を当てているのではなく 炎に暖められた熱風を当てています 状態見ながら 先端を揺らしながら 炎が直接当たらないようにして あぶってください          あぶり終わったらこの状態で時間をかけて覚ましてください 決してすぐにクランプから外さないで下さい 圧着している事が重要ですので


Gateway W340AU、 をやっているときの写真です       クランプの腕の長さが長いと多くのマザーで使えます当方のクランプではマザーの中心にチップがある場合は腕の長さが足りずあきらめた物があります。


 


SONY VGN-C71B の時の写真です   チップの真裏に温度センサーを付けて計っていますがあまり当てになりませんがっちり密着していると裏側で120~130度ぐらいまで温度は上がるのですが(たぶんこの時点でチップ自体は 250度を超えていると思います)密着がちょっとでも弱いと温度が70度程度しか上がらなくなるため 当にはならないなと思います  気休め程度でした

回復する事もかなり在る方法ですが マザー焼くとか完全にお釈迦にする危険が在る アバウトで乱暴な方法ですので 覚悟しておやり下さい 

15段目

HP  Pavilion  dv6000 ビデヲチップ不良   電源が入り 液晶に少し反応があるが 何も写らずの不良ノート 外部モニターで確認すると 表示信号は出ているが(オレンジランプ グリーに変わる) たまにしか表示が出ずそれも明らかなチップ不良の モザイク模様が出ている。          Pavilion  シリーズは電源が入るが起動しない 何も写らないと言うのが大変多いですが        多くはビデヲチップ系の不良のようです ただチップそのものが壊れたケースも多く 焼き鳥処置をしても起動再開しない事が多いのですが 何台かに一台は回復するケースが在ります 今回のように明らかなチップの接触不良が疑われる物には 期待度がかなり高いです。



ごらんのようにパワーONすると ランプ類は付くのですが その後何の反応も出ない      多くは外部モニターにも 反応、信号等が出ていないことが多いのですが   その中の何台かはビデヲチップと基盤接触不良の可能性が在ります。     焼き鳥を 試す価値のあるノートと言えます。


今回のノートは たまにですが 外部に映像が出て 写真のようにモザイク模様やまだらの腺が沢山出ていたので 接触不良の可能性がかなり高いと 期待して作業に入りました。


お約束でマザーを引き出します。    注意         いらぬトラブルを防ぐ為 必ずシステム電池は外して置いてください。



目的のチップです。


アルミで熱対策をして クランプではさみこみ少し圧をかけています。


焼き鳥中ですね   焦げないように充分暖める       終了したらこのままで 時間を書けゆっくり冷やしてください 冷め切らないうちにいじると 周りの部品がポロンと取れてしまうことがあります。


30分ほど冷ましてから 組み立ててみて 恐る恐る電源を入れてみたら見事に液晶に表示が戻り 怪しげなモザイク模様も ラインも全く出ていなく 無事修理完了と成った物です。


16段目

IBM LENOVO G560 突然電源落ちして その後全く電源も入らなくなった ACアダプターの    オレンジのパイロットランプは点灯しているが 本体側はなんのランプ類も点かない           コンデンサー飛びの可能性が高いです 検査方法として 本体裏のヒートシンクカバーを外して メモリーソケット横少し奥に GRM31タイプのコンデンサーが2個見えますこれの導通を検査してみて下さい どう通反応が出ればコンデンサー飛びの可能性が高いです。


ドライバー先のコンデンサーがヒートシンクカバーを外した状態でかろうじて検査できるコンデンサーです       最終的にはこのコンデンサが飛んでいましたが 表裏の20個ほど同タイプのコンデンサーがあり 導通反応が全てで確認できました この20個のどれか一つでも飛んでいると ドライバー先のコンデンサーに反応が出るので 判定材料になります


今回は陰に隠れた一個が飛んでいました 外してみると全てのコンデンサーの導通音が消えましたのでこれが原因でした。


定番ですが基盤を引き出しひっくり返さないと 上の写真部分は見えません


無事復活した所です 最新のI7ノートですので 復活できればかなりラッキーと言えます


17段目

昨日まで普通に使って 普通に終了したのに翌日には電源は入るが起動してこなくなった この機種の定番不良に近い症状で一旦は修理をあきらめたのですが(過去に同じ物を2台修理不能としてあきらめています) マザーを検査してみると ヒューズ飛びを一箇所確認し コンデンサーやIC部品の 導通反応が全く確認できず おかしな状態棚と思い 一旦切れたヒューズを修理して 電源を投入してみると 全く反応がなくなりました なんのランプも点かなくなってしまい もう一度基盤を検査すると コンデンサーのほとんどから導通反応が出てきました ショートマザーとなったため保護回路が働いて 全く電源が入らなくなったと言う事です 一旦修理したヒューズを外して切れた状態にすると 回りのコンデンサー IC部品の導通反応が消え 一部だけ反応が出る部分が見つかり この中のどれかが不良と判定できました 最初の検査の際は全く反応が確認でき無かったのですがいったん電気を通す事で不良気味の部品が 完全に飛んでしまい テスターでも確認できる状態になったと思われます どうもこの機種はどこかのヒューズが飛んでいてその先の回路に判定しにくい軽微な不良が出るみたいです 過去の修理不能ノートも初期検査でどこからもショート信号が確認できず 何が悪いか判断できず修理不能とした物があるみたいです                     一旦 ヒューズ飛びを探し 修理して通電させるのが不良部品をあぶりだすミソですね。


パームレストを外した状態で今回の修理は出来ました  この場所が必ず飛ぶとは限りませんので ご注意下さい このマザーの回路ヒューズが4箇所ほど点いている見たいです それぞれで確認してみて下さい


ドライバー先に2個のコンデンサーとその上に ヒューズが1個有りこのヒューズが飛んでいました 取り合えずヒューズを修理して通電してみると全く電源入らず もう一度検査すると 写真側と裏側の同タイプのコンデンサーのほとんどから導通反応が出てきて一旦修理したヒューズを外してみるとドライバー先の2個のコンデンサーのみから導通反応が出て 他は消えていました この2個のうちのどれかが飛んでいるのが確定したのでよく目視検査してみたのですが 全くおかしなところが無く 2個とも外してみました 基盤側の反応が消えたので間違いないと確信して コンデンサー交換 ヒューズも再修理して 組み立てたところ無事起動


無事回復して何よりです 今シリーズは結構電源は入るが起動しないケースの不良が多いです もしかしたら過去に修理不能にしたものの中には今回のようなヒューズ飛び&コンデンサー飛びが在ったかもしれません    少々悔やまれます これもI3の高スペックノートです 回復できるとかなりラッキーと思います。




 こちらの修理公開ページは当方の自分勝手な趣味で公開しています 内容を保障する物では在りません読まれた方は参考程度にしてください 必ず自己責任でお願いいたします            乱筆乱文はご容赦下さい 当方は文章が苦手です 又写真のぶれ等もご容赦下さい写真のプロではありませんデジカメで簡単に取って掲載しています。

質問ご意見があれば下記からお問い合わせ ご意見をお寄せ下さい。