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自動運転の車 保険の在り方検討必要
6月12日 17時13分

日本損害保険協会の二宮雅也会長は記者会見で、自動車業界でハンドル操作がいらない自動運転の車の開発が進んでいることについて、自動車保険の在り方も変わる可能性があるとして、業界全体で対応を検討する必要があるという認識を示しました。

この中で二宮会長は、国内外の自動車メーカーやIT企業などがハンドル操作がいらない自動運転の車の開発を進めていることについて「完全な自動運転の車であれば、事故の際の賠償責任の主体が車を持っている人になるのか、あるいは、車を作ったメーカーなのかという問題になり、それによって自動車保険の在り方が変わってくる」と述べました。
そのうえで、二宮会長は「今後は完全に無人の自動運転の車と一般の自動車とが混在するという状況も想定される。自動車がどのように変化するのかしっかり見ながら対応していくことになる」と述べ、自動運転の車の登場によって、業界全体で新たな自動車保険の在り方を検討する必要があるという認識を示しました。

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