2014.6.17 05:01(2/2ページ)

若山教授、STAP解析結果「大前提がかなり崩れてきている」

今年1月、STAP細胞の研究を発表する小保方氏を、笑顔で見守る若山教授。まさに“蜜月時代”だったが…

今年1月、STAP細胞の研究を発表する小保方氏を、笑顔で見守る若山教授。まさに“蜜月時代”だったが…【拡大】

 若山氏は「小保方氏の実験ノートを見なかった。ずさんな管理に気付かなければならなかったが『ノートを見せなさい』と言えず、反省している」と話した。小保方氏がSTAP細胞を200回作ったと主張していることには「200回やるなら1000匹ぐらいのマウスが必要と思うが、自分の研究室の規模ではそこまで提供できない」と述べた。

 一方、小保方氏の代理人を務める三木秀夫弁護士は、STAP細胞はES細胞がまざったものとの指摘があることに対し「故意によっても過失によっても混入はないと考えている」とあらためて否定した。

(紙面から)