2010年11月20日
EA機能紹介: ダイアグラムの見た目を改善する
モデルを作成する場合、設計の内容をモデルとして表現することが目的であることは間違いありませんが、その作成したモデルをドキュメントなどに活用することも、大きな目的がある場合があります。
そのような場合に、出力されるダイアグラム(図)の見た目を良くすることも大事です。
今日は、そんな場合に役に立ついくつかの設定をご紹介します。
(順番は適当です。)
そのような場合に、出力されるダイアグラム(図)の見た目を良くすることも大事です。
今日は、そんな場合に役に立ついくつかの設定をご紹介します。
(順番は適当です。)
○ダイアグラムの画像の「枠」
既定の設定では、ダイアグラムの画像を貼り付けるすると、「枠」が追加されます。枠にはダイアグラムの種類や名前が表示されるので便利な反面、邪魔な場合もあります。
オプション画面(メインメニューから「ツール」→「オプション」)の「ダイアグラム」グループにある「ダイアグラムフレーム」のチェックを外すことで、枠を出さないようにすることができます。
○(from ほにゃらら)を消す
ダイアグラム内に、別のパッケージから要素を配置すると、要素の下に「(from ほにゃらら)」と、要素が含まれるパッケージの名前が明示されます。パッケージをドメイン名などにしている場合には便利な反面、邪魔な場合もあります。
(クラスの場合には、クラス名の前に表示されます。)
(クラスの場合には、クラス名の前に表示されます。)
これは、ダイアグラムの背景でダブルクリックしてプロパティ画面を表示し、「ダイアグラム」タブにある「要素のパッケージ名を表示」のチェックを外すと、非表示になります。
○シーケンス図の操作の名前の後ろの()
シーケンス図でメッセージを配置し名前を設定すると、名前の後ろに必ず「()」が表示されます。これは、シーケンス図のメッセージはクラスの操作なので、操作の引数がないことを示しているのですが、論理的な処理の流れを示す場合など、クラスの操作かどうかは重要ではない場合も少なからずあります。
これは、先ほどと同じくダイアグラムのプロパティ画面から、「特性」タブにある「引数のない操作には括弧を表示しない」にチェックを入れてください。引数がない場合には表示されなくなり、見た目がすっきりします。
今日は以上です。まだまだ続きます。