連載
不思議な癒しのストーリー。スマホ向けタップアクションゲーム「タップ・シーフ・ストーリー」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第568回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,1人寂しく暮らす“おっさん”と,そこへ盗みに入った“どろぼう”との,ほのぼのストーリーが描かれるタップアクション「タップ・シーフ・ストーリー」(iOS / Android)を紹介する。優しいタッチのビジュアルなど,全体的に癒やし系の雰囲気ながら,随所に見られる残虐性が新鮮なタイトルだ。
iOS版「タップ・シーフ・ストーリー」ダウンロードページ
Android版「タップ・シーフ・ストーリー」ダウンロードページ
本作は,プレイヤーがどろぼうとなり,おっさんが寝ている隙にお宝を盗んでいくという内容。タップとダブルタップのみの非常にシンプルな操作方法で,誰でも遊べる作りとなっている。
ゲームを開始すると,どろぼうの頭上には足マークのアイコンが点滅し始める。これがオレンジ色になった瞬間を狙ってタップし,成功するとシーフがそろりそろりと忍び足で宝箱に向かって前進する。
ただし,タイミングを外して転んでしまったり,おっさんが仕掛けたトゲの罠に引っかかってしまったりすると,おっさんの頭上に表示された3つの“Z”マークのうち,ひとつが減少。“Z”がすべてなくなり,おっさんが起きるとゲームオーバーだ。
うまく罠をすりぬけて,お宝を盗むことができればステージクリアとなり,次のステージ(翌日の夜)に進む。
ステージとなるおっさんの部屋には,どこから迷い込んだのかコウモリが飛んでくることがある。実はこのコウモリ,プレイを有利に進められる補助アイテムを運んできてくれる,ありがたいキャラクターなのだ。ダブルタップでジャンプができるので,コウモリが真上に来たタイミングでジャンプし,アイテムを入手しよう。
本作は,ただ盗んで終わりというわけではなく,ステージをクリアすることでストーリーが語られていく。各ステージでお宝をゲットした場合も,そのお宝に関するエピソードが明らかにされる。これらの内容は,非常に心温まるものとなっており,心癒やされること間違いなしだ。
この手のタイトルは残虐な表現が排除される傾向にあるが,本作は,トゲが地面から飛び出てくる罠や,起きたおっさんが両手に鋭利な刃物を持っているなど,エッジの効いた演出が特徴だ。
物語の後半は,心にグッとくる展開が待っているので,こういった雰囲気が好きな人はぜひ最後まで遊んでみてほしい。
著者紹介:げっつ☆先生
ゲーム系フリーライター兼イラストレーターでマンガ描き。ゲーセンに入り浸るか家でゲームをやるかアニメを見るかで悩む毎日だが,隙を見て魔女っ子にも思いを馳せる。ゲーム音楽が大好きすぎ。
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- 関連タイトル:
タップ・シーフ・ストーリー
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