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石原環境相「最後は金めでしょ」と発言
6月16日 22時31分

福島県内の除染で出た土などを保管する中間貯蔵施設の建設を巡り、石原環境大臣は16日午後、記者団に対し、「最後は金めでしょ」などと述べました。
この発言について、石原大臣は、このあと、住民に対する土地などの補償額を念頭に「最後はお金の話になるが、今は示すことができないという意味で話した」と説明しました。

中間貯蔵施設を巡って、国が建設候補地の福島県双葉町と大熊町の住民などを対象に15日まで開いた説明会では、土地や建物の買い取りに伴う補償額が具体的に示されないことに対する不満の意見などが出されました。
石原環境大臣は16日午後、総理大臣官邸で菅官房長官に住民説明会などについて説明したあと、記者団に対し、「最後は金めでしょ」などと述べました。
この発言について、石原大臣は、このあと、記者団に対し、「中間貯蔵施設を受諾されてからでないと補償額について示すことができない。最後はお金の話になるが、今は示すことができないという意味で話しただけであって、お金で解決するとは一度も言っていないし、それで解決できる話ではない」と説明しました。
国は、県と2つの町の了解を前提に中間貯蔵施設を建設し、来年1月から除染で出た土などを搬入することを目指していて、自治体や住民の理解を得られるかが焦点になっています。

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