クリエイターを育てるにはコピーライティングをさせよう
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コピーライターの書いた本がベストセラーに
コピーライターが書いた本が、ベストセラーになっているようです。 「こういう本って、ライター業などをやっている人には有益だけど、どうして一般のビジネス書として人気があるんだろう…」と思っていました。 で、その疑問を解消してくれたのが、コンサルタント山本直人氏のブログ記事です。
コピーライティングはクリエイター育成に最適
クリエイターの新人教育には、コピーライティングの特訓をさせるのが一番だ。なぜなら、キャッチコピー作成の仕事は学ぶことが非常に多いからだ。というような内容の記事。
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コピーを作ることで得られる知識・スキルは、ライターだけではなくほかの人に関しても広く応用できるようなもの。このように考えると、コピーライターがそのノウハウを公開したビジネス書が飛ぶように売れているのもうなづけます… (もちろん、一般人をターゲットにした書籍名にしているから売れているという側面もあるわけですが…w)
私の知り合いのコピーライターの話
以前、一緒の会社で働いていたライター仲間が、独立してコピーライターとして成功しているんですが… その人の仕事の話を聞く限り、なんだかポエムのようなものに近いイメージを持っていました。実際、言葉尻や体裁ばかりを気にするようなキャッチコピーで、なんとなく受け付けない仕事だなぁ、と思っていたものです。
しかし、ライター業をやっていく上では、コピーライティングのスキルは必須… ちびちび本を読みながら勉強しているんですが、やっぱり実践が大事なんだなぁと思う今日この頃。
ところで、コピーライティングというと、短いフレーズを作るだけだと思う方が多いようですが… ダイレクトメールに近いような、長いコピーを書くこともあります。ここまで来ると、セールスライティング(モノやサービスをアピールするための執筆)の世界とかなり重なってくるものがあります。
わたしはセールスではなく論評・感想や、知識の解説などの記事ばかり作っていたので、このあたりのスキルはサッパリ。でも、カネに直結するのはそういうスキルなんだよなぁ、と常々思っています。
その商品をどのような切り口から、どのような方法でPRしていけば、顧客を惹きつけることができるのか。そのような考え方は、商売人すべてが身に着けておくべき思考方法なのかもしれません。 こういった仕事をさらにつきつめると、コンサルティングにもつながってくる… キャッチコピーって思ったよりも深いものなんだなぁと再認識。
記事引用
とある広告会社のクリエイターが、新人を預かるという話になって、一体何から教えようかというので、まあいろいろ話して「コピーから入ったら」ということで一致した。
まずは、キャッチコピーをたくさん書いてみる、というわけだ。
コピーライターの仕事って、大変に学びが多い。コピーを書くというのは、コピーライター以外の人でも、トレーニングとして有効だと思う。
コピーライターの仕事は、結構誤解されている面もあるかもしれないけれど、最大のメリットは「戦略と戦術を、両方考えられる」ことだと思う。
というか、最近つくづくそう思うようになった。
コピーで、まず考えることは「切り口」だ。つまり、「戦略=どこで戦うか」ということ。
この場合、商品に決定的なUSPがあれば、それを伝えるだけで足りる。「スプーン一杯で驚きの白さ」とか、携帯電話の「0円」とか。こうした切り口は、企業の戦略に寄り添っていく。スマホもいろいろ出てきたから「大画面でいくか」となれば、コピーも基本的には「画面の大きさ」が基本線だろう。
ところが、製品の差別化が困難になってくると、同じフィールドの中で「戦術=どう戦うか」ということになっていく。そうなると、コピーとしては“表現”が求められる。語尾や、言いまわし、あるいは会話にする…などいろいろ工夫する中で、買い手が「自分に近い」と感じるような言葉を考えていくわけだ。
こう書けば何となくお分かりかと思うが、戦略レベルで決定的に差別化できれば、コピーの役割は背景へと去っていく。相当シンプルになるはずだ。
ところが、そうした仕事は大変に少ない。どうにかして、「アタマ一つ抜け出したい」ような状況だと、表現で差別化する必要が出てくるわけだ。
最近、コピーの潮流を「ポエム化」と評する向きもあるようだけれど、そもそも戦術レベルでしか差別化できない状況では、多かれ少なかれ「言葉が引っ張る」状況が求められる。だから、そういった揶揄はあっても、気にする必要はないんじゃないかな。
で、こうしたキャッチコピーを「100本書け」というようなトレーニングを、非合理的と思う人もいるようだが、それもまた誤解かと思う。
コンサル的発想なら、最初に環境分析して「鉱脈を見つける」ということになる。ただ、コピーのトレーニングは「合理的な遠回り」という面もある。僕は、そのことを「自分の星座を作る」と言っている。
満天の星を見せて、自由に星座を作らせていくのがコピーのトレーニング。その結果「できました」というのに、「何だよ、それ射手座だよ」とか、「それでパンダ座に見えるか?」と、叱られながら毎日星を眺めては線を引くようなものだ。 非合理のようだが、星の配置を知るのには実はこれが意外と手っ取り早い。しかも、その後、星の動きを調整できれば相当長く使える。つまり、気がつくと合理的な戦略パターンをアタマの中に整理できるはずだ。
新人で山ほどコピー書いてる皆さん、頑張ってね。
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