ブラハラ一番の被害者? B型女子が語る「B女あるある」天気の話と同じくらい気軽に、そして頻繁に会話の中で交わされるのが、血液型の話。

「A型は几帳面、B型は自己中心的、O型はおおらか、AB型は二面性がある」といわれている血液型占い。世界的に見ても、日本人の血液型占い好きは特殊なのだとか。

あくまで一般論として流布されている血液型占いだが、A型のユキさん(仮名)のバイト先では、オーナーの考えで特定の血液型の人は採用しないという取り決めになっていたそう。こうした血液型による差別は「ブラッドハラスメント」、略して「ブラハラ」と呼ばれる。

そんなブラハラに遭いやすいB型女子に、「B女あるある」を聞いてみた。

■行動はマイペース、だけど義理堅い?

B型女子本人が語る「B女あるある」、まずは行動編から。

「B型同士で話していると、かぶせてくる」(ミナコさん・仮名)

「サービス精神が旺盛」(モモさん・仮名)

「好奇心が強く、自分のやりたいことをグイグイやる」(スミコさん・仮名)

「趣味や習い事をしている人が多い。そして、満足するとすっぱりやめる」(ハナコさん・仮名)

他の血液型から「自己中」「マイペース」と言われるのはこういうところなのだろうか。しかし、ただマイペースなだけでもないのがB型女だ。

「自己愛が強い人が多い」(カヨさん・仮名)

「変わってる人、と言われるのが嫌いじゃない。それでいて、些細なことを気にしてしまう」(ノリコさん・仮名)

「義理堅く、情に厚い」(アヤコさん・仮名)

「なんだかんだで常識人」(モモさん)

■血液型を申告した時、一言ある

そして、B型女子が必ず経験したことがあるのが、こちら。

「B 型と言ったとたん、『あ〜、だからか』と頷かれる。そして、『だからかって何よ!』と内心思っている」(アヤコさん)

「好きでもない男に『俺、B型の女って苦手なんだよねー』と言われたことがある。そして、アホらしいので反論はしない」(アサコさん・仮名)

「初対面なのに話のペースが合うなと感じる人はたいていB型。相手がA型と聞くと警戒し、O型と聞くとホッとし、お互いB型と分かると無礼講状態に。ただし、B型が集まりすぎると話がまとまらず、うんざりする」(ミナコさん)

「仕事をする上で、『このチーム、やりやすい!』と思うとB型が多い」(アサコさん)

「B型女の彼氏・結婚相手はO型が圧倒的に多い」(モモさん)

しかし、これらの「B女あるある」も、「B型はこういうもの」という刷り込みが影響している可能性もある。そして、前出のモモさんは、「血液型占いを最も信じていないのはB型」と語る。

「私がB型だと知った会社の同僚が、私にだけ『実は私もB型なんです』と打ち明けてきてびっくり。というのも、その同僚は、自分はO型だと公言していたんです。Bだと隠したくなるほどイヤな目に合ったのでしょうね」

そう、血液型なんて言われなければわからないのだ。前出のアサコさんもこう話す。

「『B型って人の心にズケズケ入ってくるよね〜』とか『B型は自己中』と言う人は多いけど、実はそう発言している本人が一番自己中だったりする(笑)。でも、B型の人が自分から『A型の人って』とか『AB型は〜』と言うことはあまりありません。B型の人は、血液型だけで型にはめられる脱力感を体験しているからではないでしょうか」

どんなに科学的根拠がないと言われても、根強く人々の心に刷こまれている血液型によるタイプ分類。B型女子よ、ブラハラに負けずに頑張れ!(栗頭渋子)



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