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科学
小保方研に「ES」容器 細胞の特徴が「STAP」と一部一致
2014.6.16 21:48
理化学研究所は16日、発生・再生科学総合研究センター(神戸市)の小保方晴子氏の研究室にある冷凍庫から「ES細胞」と表示された容器が見つかり、中にあったマウスの細胞の特徴が一部、若山照彦山梨大教授が保管する「STAP幹細胞」とされる細胞と同じだったと明らかにした。
STAP幹細胞は、実際はさまざまな細胞に成長できる胚性幹細胞(ES細胞)ではないかとの疑いが一部にある。理研は「この細胞が本当にES細胞かどうかは不明だ」としている。
一致したのは、緑色に光るタンパク質を作る遺伝子が組み込まれた染色体の番号。15番染色体に入っていた細胞と、18番に入っていた細胞があった。雌雄の別や、マウスの系統は現時点で不明だという。一方、同センターは、小保方研究室に残されていたSTAP幹細胞の遺伝子を解析したことを明らかにした。結果は、若山氏の解析とおおむね同じだったという。
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