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過激派「W杯観戦は西洋的」 ケニアでテロ、48人死亡

朝日新聞デジタル 6月16日(月)19時57分配信

 ケニア南東部の観光地ラム島近郊のムペケトニで15日夜、イスラム過激派とみられる集団が観光施設や警察施設などを襲撃し、少なくとも48人が死亡した。AFP通信によると、犠牲者の中にはホテルやバーでサッカー・ワールドカップ(W杯)を観戦していた人々も含まれる。

 武装集団は50人ほどで3台の車に分乗し、ソマリアのイスラム武装勢力「シャバブ」の旗を掲げていたという。自動小銃などを使い、15日午後9時ごろから数時間にわたって襲撃した。また、ホテルや民家が焼き打ちされたという。

 イスラム過激派は、スポーツ観戦を「西洋的だ」として禁止している。ケニアの各国大使館は、W杯開催中に観戦者を狙ったテロの危険が高まっていると警告している。

 一方、ボコ・ハラムによって女子生徒200人以上が誘拐されたままになっているナイジェリアでは、人々が集まるパブリックビューイング(PV)がテロの標的になるおそれがあるとして、一部の地域で禁止された。(ヨハネスブルク=杉山正)

朝日新聞社

最終更新:6月16日(月)21時53分

朝日新聞デジタル

 

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