ブラジル・ワールドカップ、日本の初戦は残念ながらコートジボワールに敗戦という結果でしたが、外国の地で負けたにもかかわらず、ゴミ拾いをしている日本人観客の姿が称賛されていました。
その様子と、海外の反応をご紹介します。
ポリ袋を片手に後片付けをする日本人サポーター。
こっちでも。
あっちでも。
ゴミ一つ残されていない。
●彼らは確か、いつもやっていると思う。1998年のフランス・ワールドカップでも掃除しているのを見た。とても素晴らしいことだし、もっと他のファンもしてくれたらと思うよ。
↑2006年のドイツのワールドカップでもしていたよ。本当にいい観客だね。
↑うちにも週1回来てほしい。
↑日本人はすばらしいマナーだよ。前に日本の観光客グループ相手にデモンストレーションをしたことがあるんだけど、お礼にプレゼント包装された腕時計と計算機をくれたんだ。
↑彼らのすばらしさを説明しきれていない。自分が最後に行った電車の旅行で、友人が「おい、見てみろよ、おーまいがっ!!!!」と叫んだ。
全員が完璧に一列に並んでいたんだ。写真を撮らずにいられなかった。
↑イギリス人として、それを見たらもう昇天しそうになった。(イギリスも行列を作る文化)
↑こういう文化的な習慣は尊敬すべきだ。パーティをするときは、そういう人々を誘いたい。
●外国で試合に負けて、それでも掃除したって? そんなすばらしい人々が住む国が存在しているとは知らなかったよ。
●災害のときに高潔で、敗北したときにも高潔だ。日本いいぞ。
●敬意を払うよ。イベントでゴミを散らかしていく連中が大嫌いだ。
↑自分も同じ。全員が自分のを拾えば本当によくなるのにね。
●なんて粋な人々なんだ。
↑とても品位があるよね。
↑文化や国民としての行いが織り込まれているのだと想像する。こういう行動によって、自分たちを高めているだけでなく、国にもそれをもたらす。
↑日本人が屋外のゴミ箱を使わないことを考えると、理解しやすい。
↑こういうことは勝ち負けじゃない。散らかしたものは片づけるという、彼らの基準なんだ。
↑なぜそれが(ほかの国では)普通の基準じゃないんだろうな。
●メキシコ人もしていたのに気付いたよ、彼らの試合ではなかったのに。
↑アメリカでの仕事のトレーニングだよ。
●津波のあとの日本、ハリケーンのあとのアメリカ。
●私は今、日本で働いている。
数週間前のことだけど、自転車でスーパーから帰るときに、かごから卵を1パック落としてしまい地面で割れてしまった。自転車を停めてきれいにしようとすると、おばあさんが近づいてきて、「鳥が食べるからそのままにしておきなさい」と言った。
なので空っぽのパックを持って家に帰ったけど、歩道を汚したままにしたことに罪悪感を覚えて、タオルを持って落とした場所へ歩いて戻ったんだ。
すると、さっきのおばあさんが真剣に私が汚したところを掃除していた。戻った私を見たおばあさんと一緒に笑った。
●世界にこういう人が増えたら、すごい生活しやすくなるのに。
↑単純に自分から試してみるんだよ。そういう人になるんだよ。
●なんてこった。南米の人々の仕事を奪う気だな。
●こういう典型的な日本人が好きだよ。
ワールドカップが開催されるたびに、後片付けをする日本の観客がニュースに取り上げられていますが、こうした良い習慣は続けて行きたいものですね。
海外での認知度や、見習うべきとの声も徐々に高まってきているようですが、日本発のマナーとして世界に広まるとしたら、そんなに素晴らしいことはないと思います。
別の外国人によるツイッターのつぶやき。
CLASS ACT: Japanese fans were seen cleaning their part of the stands after the match. #WorldCupProblems pic.twitter.com/0wIR8alK8P
— World Cup Problems (@WorIdCupProbs) 2014, 6月 15
「日本のファンが試合後にスタンドの掃除をしていた」
After losing the game in World Cup, the japanese fans cleaned the stadium