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16 Jun 2014 12:27

「河野談話」の実態 裏切られた韓国への信頼、朝日記者の義母も…:イザ!

2014.2.28 12:34

「河野談話」の実態 裏切られた韓国への信頼、朝日記者の義母も…

 ◆姿勢を見透かす

 一方、河野談話発表翌日の5年8月5日付の朝日新聞はこう書いている。

 《聞き取り調査が終わった7月30日夜、ソウルで田中耕太郎・内閣外政審議室審議官は「(元慰安婦の)記憶があいまいな部分もあり、証言の内容をいちいち詳細には詰めない。自然体でまるごと受けとめる」》

 つまり、当時の宮沢喜一内閣はただ早期の政治決着を急いでおり、事実関係の追及や真相の解明など二の次だったのだろう。そうした安易な姿勢を韓国側に見透かされていたのだ。

 当時の外政審議室幹部は河野談話発表から数年後、同室後輩にこう語った。

 「振り返って、3年12月の慰安婦訴訟提起からの一連の流れをみると、意図的な動きを感じる」

 まさに何をか言わんやである。(政治部編集委員)

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